2013年07月24日
トリーター:堀内

新しいパートナー

ハナゴンドウ「ビーナ」ハナゴンドウ「ビーナ」

つい最近パートナーを組むことになったメンバーを紹介します。
トリーター日誌でもちょくちょく話題に出てくるハナゴンドウの「ビーナ」です。

「ビーナ」と私は今まで全く接点がなく、今回初めてコンビを組むことになりました。
“えのすい”のイルカ、クジラやアシカたちにはそれぞれ担当のトリーターが 2~ 4名おり、不定期ではありますが担当の変更などがあります。
今回の担当変更で私は初めて「ビーナ」の担当になることが決まりました。

初めての「ビーナ」とのセッションは、まず「ビーナ」に私のことを覚えてもらうことです。
まずは「ビーナこれからよろしくね~!」と挨拶をし(「ビーナ」には聞こえていませんが・・・)、そして「ビーナ」のタイミングを理解することから始まります。
バンドウイルカとは違い、本っ当にマイペース過ぎてなかなか合図に応えてくれず、勝手に戻ってきてしまうのがビーナなのです。

「ビーナ」は“えのすい”に来て今年で 25年目の大ベテランのクジラなのです。
ショーの中でも、できることは少ないのですが「ビーナ」の存在感はとても大きなものです。
動きもゆっくりで“えのすい”の癒し系です☆
まあるい頭で白っぽい体をしているので、一目見ただけですぐに「ビーナ」を見つけて覚えることができるはずです。

そんな、と~~~ってものんびりやの「ビーナ」とここ最近、少しずつ息が合うようになってきました。
「ビーナ」独特の“ビーナタイム”をなんとなく理解できてきたような気がします。

今合図を出しても絶対に応えてくれないな・・・
あ!今だ!!!
といった感じです^^

このちょっとしたタイミングを理解することが本当に難しいのです。
毎日「ビーナ」の反応、動きや表情を見てだんだんと「ビーナ」のことが分かって来ました。

まだまだ息の合わないことはたくさんありますが、「ビーナ」のとってもかわいいところを引き出して、そんな姿をみなさんに見てもらえたら嬉しいです^^

きずな/kizuna

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