2018年05月11日
トリーター:杉村

“えのすい”史上最大かも? タカアシガニお目見え!

タカアシガニといえば・・・日本近海の深海で生活している世界最大のカニです。
ハサミ脚を広げると最大で 3~ 4メートルにも達することでも知られています。

これまで、“えのすい”では 2006年にハサミ脚を大きく広げて 3メートルはいかないものの、3メートル近い巨大なタカアシガニが駿河湾から搬入された記録があります。
・・・ひょっとすると覚えている方もいるかもしれませんが・・・
今回、やはり駿河湾から 2006年に匹敵するか同等サイズのタカアシガニがやって来ました!!
搬入時にハサミ脚をざっと計測したところ 1本の長さが 120センチを超えていました。
ということは・・・両脚を広げると 2.6メートル超といったところでしょうか。
最大で 4メートル近くなると聞くと 2.6メートルではまだまだと思われるかもしれませんが、3メートルを超えるサイズは非常にまれで、2メートル超えでも年に数匹と聞きます。

とはいっても、実際に 2.6メートルほどのタカアシガニを目にしてみると・・・一言「デカい!」です。
飼育スタッフもみんな驚きです!!
しかも、十本の足がすべて揃っているところがさらに迫力が増しています。
飼育水槽の中でしっかりとその存在感を放っています!!

なかなか貴重な大迫力のタカアシガニを一目見に来てください。

深海Ⅰ-JAMSTECとの共同研究-

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