2018年05月27日
トリーター:冨永

きょうはウツボの気分では?

みなさんは、どんな気分で水族館に来られますか?
イルカや魚を見たいから!といっていただくと とても嬉しく思いますし、さらに、この魚、この個体に会いに来た!と聞くとぜひじっくり観察してくださいね、とお声をかけたくなります。
水槽の中を見ていく中でも、この魚、この種類を探してみようと思うと、なんだか集中して見てしまうもの。
きょうは、~探しのヒントになればいいなと思い、魚をご紹介します。

現在、相模湾大水槽にはウツボの仲間がたくさんいます。
同じ「~ウツボ」と名前が付いていても姿かたちはさまざま。
そんなウツボの仲間たちをご紹介しましょう!

ウツボ (写真上)
相模湾大水槽で一番多いウツボの仲間です。
黄色い体に茶色みの模様が特徴です。
ウツボは凶暴なイメージがありますが、意外と怖がりなので海の中では岩陰でじっとしていることが多いです。
大水槽のウツボたちはダイバーによく慣れていて表に出ている個体も多いので、水槽の正面から見ても探せるはず!

トラウツボ

赤褐色の体に白色の斑点模様がはいっています。
とても派手な体色と頭の上に 2本飛び出た鼻孔があるのが特徴的です。

アミウツボ
水族館の入り口をはいって左側の水槽にいます。
薄い茶色の体で、置いてあるタコツボにみんなで収まっている姿がとてもかわいらしいです。
お写真に撮りやすいですよ!

ワカウツボ
大水槽の中には現在 2個体です。ちょっと探しにくいですね。
茶色の体に無数の白っぽい斑点が入っています。
探すときは、水槽の正面から見て左奥の岩側にいることが多いので観察してみてください。

オキノシマウツボ
大水槽の中には現在 1匹です。さらに探しづらいかと思いきや、水槽左側の岩の近くにいることが多いです。
褐色の体に濃い茶色の横縞が入っています。

ハワイウツボ
こちらも大水槽に 1匹です。ハワイウツボはオキノシマウツボとよく似ています。
見分けるポイントは頭に模様があるのがハワイウツボ、無いのがオキノシマウツボと覚えると見分けやすいかも知れません。

どうでしょう、ウツボ探し!
一緒に来られたみなさんでぜひ、挑戦してみてください。

相模湾ゾーン

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