2019年03月29日
トリーター:樋口

今週のおすすめ

サラサエビサラサエビ

みなさんこんにちは!
暖かくなったかと思ったらまた肌寒くなりましたね・・・!
まだまだコタツから離れられません。

今週のおすすめの生き物たちをご紹介します。

サラサエビ(キッズ水槽)

小さな丸い窓が並ぶ、相模湾キッズ水槽のいちばん右の水槽に展示開始しました!
コロダイの幼魚も一緒に展示していますので、Tトリーターが「サラサエビが隠れられるように」と岩で隠れ家を組んでくださったのですが、意外と物怖じせず、堂々と出歩いています。
繊細な赤い模様にくりっとした目が可愛らしいです。
バッタは苦手ですがエビは好きです。なんででしょう・・・似ているんですけどね。
(ナメクジはダメだけどウミウシは好き!という方もいますね)

このサラサエビ、海中で暮らしているようすもご覧いただけます。
キッズ水槽を過ぎて、進んでいくと壁面のスクリーンに海中映像が投影されています。
これの「江之浦」の映像の中にサラサエビの海中映像があります。
映像はリピートでぐるぐる流れていますので、しばらく待っていただけるとサラサエビの映像を見ていただけます。


「江之浦」海中映像

ミゾレチョウチョウウオ(季節来遊魚水槽)

この水槽に密かに最近、1匹仲間が加わりました!
一緒に泳ぐトゲチョウチョウウオやトノサマダイに比べてやや地味な色合いで、なんとなく和風な感じです。
このミゾレチョウチョウウオは季節来遊魚シーズンが終わった2月に漁師さんの定置網にかかって水族館にやってきました。江の島周辺の2月の海といえば水温も冷え切っていて、南方からの季節来遊魚のチョウチョウウオたちはこの水温を乗り切れず、ほとんどが死んでしまいます。
バケツに入って外気温に晒されていたので、水族館に来たときは冷えすぎて横たわっていました。すこーしずつ温度を上げてやると泳ぎだし、数日後には餌も良く食べるようになりました。「どこかで飼われていたんじゃないの?」というくらい餌食いがよく、展示水槽でも元気にしてくれています。

環境水槽にいた魚たち(各所)

先日、リニューアルのため環境水槽をクローズさせていただきました。
しばらく工事の音などでご不便をお掛けするかもしれませんが、ご容赦ください。
さて、環境水槽で暮らしていた魚たちですが館内の各所水槽に再展示されています。
「環境水槽のあの魚、好きだったの!」というファンの方(いますでしょうか・・・!)

以下の水槽を探してみてください。
ハリセンボンは「潮溜まり(タイドプール)」水槽=通称「じゃぶじゃぶ池」(相模湾ゾーン入口の波の出る水槽の隣)、キンギョハナダイは大水槽の丸い窓の右側、サザナミフグ、サザナミヤッコは太平洋「暖かい海」トロピカル水槽にそれぞれ引っ越しています。(ここに挙げていない元 環境水槽の魚たちはバックヤードにいたりもしますのでご了承ください。)


「じゃぶじゃぶ池」

相模湾ゾーン

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