2019年07月05日
トリーター:戸倉

天の川の流れ星

流れ星のような「アマノガワテンジクダイ」流れ星のような「アマノガワテンジクダイ」

まもなく七夕ですね。
「雨が降らなければ、織姫と彦星が会える!」ということで、誰しもが(夜だけど)晴れることを願い、「今年はどうだろう?」と、ちょっとどきどきしますよね。
そんな七夕にちなんだ展示をテーマ水槽で見ることができます。今月は私が担当なんです。

展示中央の水槽が上記の写真ですが、碧いガラス玉で作った天の川の上を「アマノガワテンジクダイ」が行き来します。普段はプテラポゴン・カウデルニーという学名がそのまま呼ばれていますが、和名になると、何とも七夕に都合の良い名前になります。

この魚、体の模様をよく見ると、縞模様や水玉模様、縁取りラインなどなど・・とにかく自然が作り出した模様とは思えない複雑な姿なので、ぜひ水槽を覗きこんで近くで見てください。
織姫や彦星と違い、天の川を縦横無尽に行き来しています。
もし、写真で撮る場合は、シャッタースピード優先でチャレンジしてみてください。
その他にも、その名もずばり「シモフリタナバタウオ」という魚も七夕飾りの中を恥ずかしそうに泳いでいます。

この「七夕」をテーマとした展示は7月いっぱい、31日まで行なっていますので、ぜひ見に来てください。

テーマ水槽

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