2019年11月09日
トリーター:大下

行ってまいりました!アトランタ!

どうやら、鈴木トリーターからの国際会議での発表より、先にトリーター日誌の順番が回ってきてしまいました・・・が、前回の予告通り、今回はアトランタでの視察になります。
アトランタに行く目的はアメリカ国内でも有名なジョージア水族館を見るためです。
非常に大きな水族館なので、視察する時間をなるべく多く取るためにニューオーリンズのホテルを早朝 4: 30に出発してアトランタへと向かいました。アトランタで宿泊するホテルに荷物を置いた後、徒歩でジョージア水族館へ。


世の中、便利になったもので、スマートフォンがナビをしてくれますので安心です。
歩きながらアトランタの街並みを楽しみつつ、ジョージア水族館が見えて、喜びもひとしお。
さて、このジョージア水族館は魚類の飼育に携わる人であれば、誰もが一度は訪れたいと思う水族館です。(そのはずです・・・)水族館の規模が非常に大きく、巨大な水槽があります。
また、アルファベットの“G”と魚の組み合わせたデザインのロゴが超カッコいいです!

そして、この出張ではいろいろなことが起きて、その度に乗り越えてきました。そして、ジョージア水族館でも、われわれにとっては高いハードルがそびえ立ちました・・・
鈴木:「バックヤードを見せてもらえるように○○さん(海外勤務経験のある上司)がジョージア水族館で働いている友人に連絡を取ってくれましたよ。」
大下:「ヤッター!といいたいけど・・・さすがにその方は日本人ではないよね…」
鈴木:「違います・・・アメリカの方です・・・」
大下:「マジか!?どうする・・・」
鈴木さんに比べて海外の経験があるとはいえ、全く話せないわけではありませんが、流暢な英会話は持ち合わせていない自分。
とりあえず「Hi!」で挨拶をして、いっていることは何となく分かるのですが、返す英会話を持たない私は「Yeah」で切り抜け、「Bye」で会話を終えるという手段を取っていた自分。通訳なんて・・・もってのほかです。
そして、一瞬・・・「入場料を払って、入るか・・・」と悪魔の囁きがありました・・・が!
上司が与えてくれた機会(試練・・・)を無下にするわけにはいかない!ということで、いざ入場券を購入する窓口へ!

何とか、こちらの意図は伝わりましたが、われわれが来るというのは聞いてないとのこと・・・
さて、どうする?と思ったのですが、実は私はジョージア水族館に来たのは 2回目で、その際に入った別の入り口へ行こうと思いつき、その場所へと移動。
セキュリティーチェックを通過して、受付の方に○○さんの友人を呼んでもらったら、
なんと!居ません! そして、やっぱり来ることも伝わっておりません・・・
さすがアメリカ・・・Great againです。
上司の友人は居ませんでしたが、飼育を担当している女性が対応をしてくれました。
そして、ジョージア水族館のバックヤードへ! なんとか案内の方とやり取りをしつつ、鈴木さんに日本語で説明をして見学しました。追い込まれれば、何とかなるものですね。

さて、肝心のバックヤードですが、残念ながら映像をみなさんにお見せすることができず、申し訳ありません。
簡単に言えば、とにかく裏側も全てが巨大です。2匹のジンベイザメがゆうゆうと泳ぐ大水槽を上部から見たのですが、天井が非常に高く、50mの競泳プールかと思うぐらい巨大です。展示側から見るより、見応えがあります!
バックヤードにあるメインの通路は非常に広く、スロープになっていて、階段がありません。なぜ、階段がないかというと、この通路を台車にのせたシロイルカを通過させるためです! シロイルカを転がして通すという発想もさることながら、凄くて、羨ましいです。シロイルカを飼育しているプールの上部にはレールが設置してあって、担架に入っているシロイルカを吊るだけではなく、移動することもできます。これまた凄い、そして羨ましい。
そして、水質を検査する部屋や医療設備など見たことがないほどのいろいろな機器が揃っています。こうなってくると羨ましいしか出てきません・・・

こうして、裏側にある設備を見つつ、通訳しつつ、羨ましさから出るため息をつきつつ、バックヤードツアーを無事に終了。
一眼レフを構えてましたが、使う余裕などありませんでした・・・
上司からの試練ではありましたが、クリアする(?)ことで自分にとってはホントに良い経験となりました。

バックヤードをお見せできないので、展示側から見たジョージア水族館のいちばん大きな水槽の画像がこちら。


何となく、サイズ感はおわかりいただけるでしょうか? とにかく、巨大です。
そして、日本では見たことがない大きさのジンベイザメが 2匹、そして、たくさんの魚が泳いでいます。

それではジョージア水族館の展示を!といいたいところですが、長くなってしまったので、今回はここまでとさせていただきます。相変わらずのドタバタ感が満載ですいません。

鈴木さんと行った出張の話はいつになったら、終わるのやら・・・。そして、まだIMATAでの発表をみなさんに話せていないという始末・・・。
とはいえ、楽しみにしている方もいるのを期待しつつ、次回へと持ち越させていただきます。
まだまだ続きますので、お付き合いください。

関連日誌
2019/09/23 行ってまいりました!国際会議!
2019/10/05 行ってまいりました!国際会議! 2
2019/10/15 行ってまいりました!国際会議! 3!

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