2020年11月27日
トリーター:黒川

ウミガメの「ノンキ」

みなさんこんにちは!
今日のトリーター日誌は、この前私がウミガメの浜辺で掃除をしていた時の話をします。

ここ最近風が強かったので、プールの底に砂が溜まってしまい、その砂をデッキブラシで掃いていました。
そうすると、ウミガメたちが「お!デッキブラシだ!」といわんばかりに集まってきます。
この時に、まず真っ先にやって来てくれるのが、「ノンキ」です。

「ノンキ」は一見すると特徴が少ない、大人のカメの中で少し小柄なアオウミガメですが、4頭の子ガメたちのお母さんです。

「ノンキ」は甲羅をデッキブラシで擦られるのが好きみたいで、掃除をしているといつも一番にきてくれます。
私も、気持ちよさそうにしている「ノンキ」を見るのが好きなので、念入りに甲羅を擦っていました。
その後、他のカメたちも平等に甲羅を擦ってあげます。
ひとしきり甲羅をゴシゴシし「プールの砂掃除もまだ終わってないし、このくらいにしよう」と思い、私がプールの角に移動すると・・・

「ノンキ」が私についてきて、私の長靴に頭を持たれかけてきたのです。
いつもはこんなことしないのに!
なんだが「ノンキ」が私に甘えているようで、その後15分くらい甲羅をゴシゴシゴシゴシゴシゴシしてあげました。
可愛くて掃除どころではありません。

「ノンキ」は、オスたちから結構モテるウミガメなんですが、私も「ノンキ」のモテテクニックを学ばねば!と思いました。

ウミガメの浜辺

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