2020年12月03日
トリーター:今井

エイトレーナー?

相模湾大水槽には、ダイバーが出入りする突き出た岩場があります。
潜水作業をしている時は、“見守り”のために別のトリーターが水中を気にして見ています。
ときどき、水面下で金具を鳴らして合図を送ったりもしています。

人気者の大きなホシエイは、反時計回りに泳ぐコースがおおよそ決まっています。
コースの途中には、特に浅くなる「トンネル水槽」上部や、先ほどの突き出た岩場があります。元気よく泳いでいると、勢い余って体の一部が水面上に出てしまうこともしばしばです。

トリーターとホシエイは全く別のことをしているのですが、タイミングが重なるとトリーターの合図によってホシエイが周回しているように見えます。

とくに人影に気付いた個体が餌をねだってバシャバシャとスタンディング・・・それに困惑しつつエイをなだめている“見守り”の姿は、まるでエイトレーナーのようです。

相模湾ゾーン

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