2022年10月12日
トリーター:花上

花上、相模湾を食す。Part.11

みなさんこんにちは!
季節も進み、肌寒い日も増えてきましたね。
動物たちも真夏に比べると涼しそうに過ごしています。

さて、今回もしっかり釣ってきております!!
まずは安定の「カンパチ」!

この「カンパチ」も、6月くらいには20cmくらいのサイズしか釣れていませんでした。夏になると40cm、そして今では50cmに迫ってきています!

これは「スマガツオ」です!
お腹のところに黒い斑点があるのが特徴で、こちらもとっても美味しいお魚です。
この黒い斑点にも不思議なことが…実は斑点の数はランダムなんです!
1~ 8個くらいまでばらつきがあります。
特に深い意味はないと思うのですが、斑点が 1番多いものは何個なのか…気になるところです。
この魚もいつか紹介したいと思います!

そして、今回紹介したいのは「クロダイ」です!
実ははじめて釣りました!
そして、喜びのあまりに釣れた時の写真を撮るのを忘れてしまいました。
なので調理済みのものを…。

「また鍋かよっ!」というツッコミは無しでお願いします。
結局、釣り部という男たちだけで食べるとなると、こういう料理になってしまうのです…。

とはいえ、釣った魚をほぼ丸ごと使った鍋は最高ですよ!!
この「クロダイ」はとてもきれいな海で釣ったもので、臭みもなくとても美味しかったです!
実は魚が生活していた環境によっては、同じ種類の魚でも味が全く違うことがあります。
代表的な例で行くと、「ボラ」という魚がいます。
“えのすい”前の海岸でもよく海面を飛び跳ねている姿が見えます。
この「ボラ」ですが、この辺りで獲れるものは、恐らく美味しくはないと思います。というのも、「ボラ」は雑食性で何でも食べてしまいます。河口周辺では海底が泥になっていたりすると、その泥ごと餌を食べたりするので、どうしてもその臭いが身に残ってしまうのです。
一方で外洋のきれいな海で生活している「ボラ」は、餌となるものも臭みがないため、当然身も臭くなりません。そうなると、ただただ脂の乗ったきれいな白身の魚になるのです!

釣り人の中ではとことんイメージの悪い「ボラ」ですが、場所によっては高級魚に匹敵するほど美味しい魚になる、こんなことも覚えていると、もしきれいな海で釣れたときに、美味しい晩御飯にありつけるかもですよ!

「クロダイ」の感想よりも、「ボラ」の話が長くなってしまいました。笑

それでは、きょうはこの辺りで失礼します。


バックナンバー
2021年04月08日 花上、相模湾を食す。Part.1
2021年07月14日 花上、相模湾を食す。Part.2
2021年10月04日 花上、相模湾を食す。Part.3
2021年12月08日 花上、相模湾を食す。Part.4
2022年01月26日 花上、相模湾を食す。Part.5
2022年02月25日 花上、相模湾を食す。Part.6
2022年03月22日 花上、相模湾を食す。Part.7
2022年06月20日 花上、相模湾を食す。Part.8
2022年07月18日 花上、相模湾を食す。Part.9
2022年08月16日 花上、相模湾を食す。Part.10

RSS