2022年11月09日
トリーター:樋口

待望の採集!

みなさんこんにちは。
一昨年から 2年お休みをいただいていて、今年の 5月に復職しました。
そしてきょう!遠出の採集に行ってきました!
プライベートではなかなか採集に行く時間はなく、うずうずする採集欲を近場の漁港採集にぶつけていました。

遠出の採集は約 2年ぶりで・・!!
干潟に採集に行きました。

干潟干潟繁茂するコアマモ繁茂するコアマモ

お天気も良く(重要)、絶好の採集日和でした。

今回の採集は魚ではなく、干潟のカニ(チゴガニ)です。
網を使うのではなく、シャベルでえっこらえっこら砂を掘ってカニを見つけます。
足元がぬかるんでいるので、歩くのもひと苦労。
シャベルでひたすら掘ってはカニを見つけ、バケツに入れる・・!

ひたすら掘るのが大変かなぁと思っていましたが、それよりも小さなカニをつまんでいくのに集中力を使いました・・
(一緒に行ったOトリーターは私の 2倍以上のカニを採集していました・・さすが・・!!)

意外と重労働でしたが、採集の疲れはプールで泳いだ後の心地良い疲れに似ていて、気持ちが良いです。

干潟は水の浄化、いろんな生物の餌場として非常に重要です。

簡単に書くとこんな感じ・・
・潮が引いて露出しているので酸素が取り込まれやすく、バクテリアが有機物を分解する
・カニ、二枚貝などの生物が有機物を食べる
↑鳥などが有機物を取り込んだ生物を食べることで、干潟(海)から汚れが取り除かれる

ですが、意外とみなさまに馴染みがないかもしれません。
川に行ったり、海に行ったりはありますが、干潟に行く・・はなかなかありませんものね。

鳥もたくさんいて、小さな鳥の足跡もあってかわいかったです。

鳥の足跡鳥の足跡

干潟水槽は小さなお子さまにも人気があって、みんな一生懸命覗き込んでは「カニさん!カニさん!」と喜んでいる姿をよく見かけて嬉しくなっています。
「カニさん!」の気持ちから生き物や海に興味が湧いて、少しでも好きになって帰ってね!

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