2022年11月24日
トリーター:笠川

ひょっこりガニを探せ!

先日の唐亀トリーターの日誌でも紹介されていましたが、現在、クラゲファンタジーホールの円柱水槽で展示しているスナイロクラゲと、クラゲサイエンスの大きめの水槽で展示しているムラサキクラゲに、小さなシマイシガニが隠れています。

大きさは大体 1~ 2cmです。最近よく隙間からひょっこりしているので、しばらくじっと見ていれば見つけられます。かくれんぼで隠れていた子を見つけた、そんな気持ちになります。みなさんが見逃さないように解説の所にシマイシガニシールを昨日より貼りましたので、ぜひ、そのシールを見つけたら、立ち止まって探してみてください。

クラゲは実は多くの他の生き物たちにこのように必要とされ、利用されています。シマイシガニなどのカニやエビ、ヒトデやイソギンチャクなど、底にいる生き物たちも、生まれたばかりの頃は水中を漂うプランクトンです。そんなときに、クラゲを拠り所にして、うまく生き残り成長していきます。

ぜひ、そんな生き物たちのありのままの姿、関わり合っている姿をご覧ください。
一応、メイン展示はクラゲなので、クラゲにダメージを与えるような悪さをし始めたら、カニたちはお引っ越しです。クラゲと一緒は、まだ可愛らしいサイズの今のうちだけです!

※展示は終了しました。

クラゲファンタジーホール

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