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新着生物

成魚と幼魚でこんなに違う!
この時期だけ見られる「アオブダイの幼魚」展示開始

展示開始日:2020年9月9日(水)~

アオブダイ (青武鯛)

学名:Scarus ovifrons
英名:Knobsnout parrotfish
スズキ目 ベラ亜目 ブダイ科
全長: 約 2cm
採集場所: 真鶴
展示場所: 相模湾ゾーン 相模湾キッズ水槽


東京湾からフィリピン近海にかけての西太平洋に分布するブダイの仲間です。
幼魚は細長い体に黒みがかった褐色と白の縞模様で、おちょぼ口をしていますが、成魚になると青い縁取りのある美しいヒレと、硬い貝殻も砕く丈夫な歯があるオウムのような顔つきに変化します。
今回の展示個体は、同じベラ亜目のベラ類の群れに交じって泳いでいるところを採集しました。相模湾大水槽で泳ぐ成魚と見比べてご覧ください。


アオブダイ 成魚

※生物の状態によって、短期間の展示となる可能性があります。
ご了承ください。


怪しく鮮やかなヤドカリを相模湾で発見!
「ベニワモンヤドカリ」展示開始

展示開始日:2020年9月9日(水)~

ベニワモンヤドカリ (紅環紋宿借)

学名:Ciliopagurus strigatus
英名:Halloween hermit crab
十脚目 ヤドカリ科
全長: 約 2cm
採集場所: 真鶴
展示場所: 相模湾ゾーン 相模湾キッズ水槽


足とハサミは赤とオレンジ色の縞模様で、触覚や目もオレンジ色とビビッドカラーの派手なヤドカリです。
胸は白く平らで、入り口の狭いイモガイやタカラガイの貝殻に好んで入ります。
展示の個体は、イモガイに形の似ているマガキガイの貝殻を利用しています。
警戒心が強く、のぞき込むと貝殻から出てこなかったり、なかなかこちらを向いてくれません。
房総半島以南のインド、太平洋に広く分布し、サンゴ礁の浅い海でよく見られますが、“えのすい”で本種を相模湾で採集したのはこれが初めてです。
美しくシャイな姿をご覧ください。

※生物の状態によって、短期間の展示となる可能性があります。
ご了承ください。


上皇陛下もご研究された
「オキナワハゼ属の一種」展示中

展示開始日:2020年8月20日(木)~

オキナワハゼ属の一種

学名:Callogobius sp.
スズキ目 ハゼ科
大きさ: 約 2.5cm
展示場所: 皇室ご一家の生物学ご研究


オキナワハゼ属は現在、世界中から 37種が知られていますが、これ以外にもまだ報告されていない種が多くいます。
今回展示したオキナワハゼの仲間は、インドネシアで採集されたもので、採集地や形態、模様から、インド、マンナール湾で採集された個体をもとに 1968年に新種として報告された Callogobius mannarensis と思われます。
ハゼ類のご研究にご尽力されている上皇陛下は、1977年にオキナワハゼ属の分類に関する論文を発表されています。
ハゼの仲間は種類が多く、外部形態で分類する時は鰭の条数などはもちろん、頭部の感覚管や孔器の位置や数も調べます。
体が小さく、岩陰に隠れてしまうことが多いですが、このカラフルな模様を見てもらえるように展示しています。“えのすい”でオキナワハゼの仲間は初展示となりますので、この機会にぜひご覧ください。


※参考文献
明仁親王・黒田勝介, 1977. 日本で採集されたオキナワハゼ属5種及びその類縁関係. Japanese Journal of Ichthyology, 24(2): 113–127.


生きた化石とも言われる深海潜水艦
「オウムガイ」展示開始

展示開始日:2020年8月14日(金)~

オウムガイ (鸚鵡貝)

学名:Nautilus pompilius
英名:Chambered nautilus
オウムガイ目 オウムガイ科
殻の大きさ: 20cm
展示場所: 深海l


学名と英名の一部の Nautilus(ノーチラス)はギリシャ語で「船乗り」の意味がありますが、世界で最初に設計された潜水艦にこの名前がつけられたことから、フランスやアメリカの潜水艦の名前にも採用されています。
オウムガイは殻の中の液体と気体の割合を変えることで浮力を調節しますが、これは実際の潜水艦と類似しています。
南太平洋からオーストラリア近海の水深 100~600m の深海に生息し、するどい嗅覚でエビやカニを見つけて約 90本もある触手で捕獲します。
殻の美しさから乱獲が進みましたが、現在はワシントン条約(CITES)附属書 ll に掲載され、国際的な取引が規制されています。
祖先は 5億年前に現れ、6千万年前の地層からは現在のものとほとんど変わらない姿の化石が見つかっており、「生きた化石」とも言われます。

“えのすい”では、深海生物の一種としてオウムガイの飼育、繁殖に取り組んでいたところ、交接や産卵、卵発生など繁殖に関わる情報が初めて得られました。

※展示飼育個体は、CITES 掲載前より飼育している個体です。


おめでとう!えのすいで初めて誕生!!
「イヌザメのBaby」展示中

展示開始日:2020年7月30日(木)~

イヌザメ

学名:Chiloscyllium punctatum
英名:Brownbanded bambooshark
テンジクザメ目テンジクザメ科
大きさ: 約 15cm
展示場所: 太平洋


インド洋から太平洋にかけて広範囲に分布し、日本では沖縄にいます。
浅いサンゴ礁の海でくらし、日中はサンゴの陰に隠れていることが多いです。
今回“えのすい”では、イヌザメの繁殖に初めて成功しました。

イヌザメは卵生で、卵は約 4か月で孵化します。
卵の中の赤ちゃんは、豆粒よりも小さい大きさでしたが、卵黄を吸収して少しずつ成長し、孵化前には卵の中で身動きがとれないほどぎゅうぎゅうの大きさになって、ようやく孵化します。

生まれてしばらくは、黒と白の縞々模様がとてもきれいですが、成長と共に縞模様は薄れ、色も灰色になります。
生まれた時は 15cmほどですが、成長すると 1mほどになります。
親がサメ水槽にいるので、模様と大きさを比べてみてください。

水槽の底をよちよち歩くように移動するかわいい姿をお見逃しなく。


えのすい初展示! 巨大になるイソギンチャク
「アラビアハタゴイソギンチャク」展示中

展示開始日:2020年7月13日(月)~

アラビアハタゴイソギンチャク

学名:Stichodactyla mertensii
イソギンチャク目ハタゴイソギンチャク科
大きさ: 直径約 35cm

展示場所: 太平洋


イソギンチャクで最大になる種といわれ、その大きさは直径が 1m以上にもなります。
インド、太平洋に広く分布し、日本では奄美諸島以南でみられます。サンゴ礁の内側や深みに生息し、カクレクマノミが共生します。
ハタゴイソギンチャクの仲間はどれもよく似ていますが、本種は体の側面にあるイボが赤色をしており、ドット柄で鮮やかであることから簡単に見分けることができます。
当館では初めての展示となります。
現在は直径約 35㎝で、まだまだ本種としては小さいですが、これから少しずつ大きくなることを願っています。


もうすぐ七夕!星に願いを!!
「シモフリタナバタウオ」展示中

展示開始日:2020年6月24日(水)~

シモフリタナバタウオ(霜降七夕魚)

学名:Calloplesiops altivelis
英名:Comet
スズキ目 タナバタウオ科
大きさ: 約 14cm
展示場所: 太平洋


インド洋から西太平洋に広く分布し、日本では伊豆諸島や和歌山、沖縄などで見ることができます。
黒地の体に白い斑点がたくさんあり、背鰭には大きな目玉模様があります。この色と模様でウツボの仲間のハナビラウツボに擬態していると言われています。
警戒心が強く、普段は岩陰に隠れ、外敵が近付くと鰭を広げてそのウツボになりきってこちらを威嚇します。
漢字で書くと「霜降七夕魚」。七夕が名前に入った魚です。白い斑点を星に見立てて、願い事をしてみるのはいかがでしょうか?


沖縄からやってきた海の守備職人?
「カワテブクロ」展示中

展示開始日:2020年6月10日(水)~

カワテブクロ (皮手袋)

学名:Choriaster granulatus
英名:Granulated sea star
アカヒトデ目 コブヒトデ科
大きさ: 9.5cm(体の中心から腕の先までの長さ)
展示場所: 太平洋


インド洋から西太平洋の熱帯、亜熱帯に広く分布し、水深 40mまでの浅い海に生息します。
日本では沖縄の浅い場所で見ることができ、展示個体も沖縄からやってきました。

じっとしていることが多いのですが、動く時には裏側の溝に並ぶ真っ赤な管足を使います。
形は名前の通り、野球のグローブを連想させます。腕の先端が丸みを帯びているのも特徴的です。

人の手よりも大きいので、アクリルガラス面にへばりついていたら、自分の手と比べてみてください。


天狗?ユニコーン?
額に角を持つ魚「ヒメテングハギ」展示中

展示開始日:2020年6月4日(木)~

ヒメテングハギ(姫天狗剥)

学名:Naso annulatus
英名:Whitemargin unicornfish
スズキ目 ニザダイ科
大きさ: 約 35cm
展示場所: 太平洋 トロピカル水槽


駿河湾以南~インド、太平洋に分布し、サンゴ礁の外側で見ることができます。
天狗の鼻ような突起が額にあり、英名は伝説の生き物一角獣のイメージからユニコーンフィッシュ。
この突起は成長とともに長くなり、展示個体もまだ成長中です。
マイペースなのか、ゆったり泳いでいることが多いのですが、餌を与えると一番に泳いでくる姿がかわいいです。
トロピカル水槽で現在は1匹のみ展示しているので、ぜひ探してみてください。


育ててみたら思わぬ珍種
「オシャレコショウダイ」展示開始

展示開始日:2020年6月1日(月)~

オシャレコショウダイ (御洒落胡椒鯛)

学名:Plectorhinchus flavomaculatus
英名:Lemonfish
スズキ目 イサキ科
全長: 約 10cm
採集場所: 片瀬海岸地先
展示場所: 相模湾ゾーン キッズ水槽


最大で 50cmになる大型のイサキの仲間で、その名の通り、メタリックブルーにレモンイエローの細かい模様を持つ美しい魚です。
浅い岩場やサンゴ礁で見られる南方系の魚で、インド洋、紅海から西部太平洋の暖かい海に広く分布します。日本での分布の北限はこれまで紀伊半島や八丈島とされていました。

昨年の春から秋にかけて、片瀬海岸(境川河口と引地川河口の間)の波打ち際で採集した多くの魚の中に、見慣れない稚魚が混ざっていました。
これを育ててみたところ、本種であることが判明し、本種の北限記録であることもわかりました。
数ヶ月前から相模湾ゾーンの沿岸水槽で、隠れキャラとして展示していましたが、この度、展示場所を移し、みなさまにお披露目することにいたしました。

※生物の状態によって、短期間の展示となる可能性があります。ご了承ください。


成魚と幼魚でこんなに違う! この時期だけ見られる「アオブダイの幼魚」展示開始

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生きた化石とも言われる深海潜水艦 「オウムガイ」展示開始

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えのすい初展示! 巨大になるイソギンチャク 「アラビアハタゴイソギンチャク」展示中

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