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新着生物

ポリプの時期を持たないクラゲ「ツヅミクラゲ」展示開始

展示開始日:2018年4月21日(土)~

ツヅミクラゲ (鼓水母)

学名:Aegina pentanema
刺胞動物門 ヒドロ虫綱 剛クラゲ目 ツヅミクラゲ科 ツヅミクラゲ属
傘径:2cm程度
展示場所:クラゲサイエンス


「ツヅミクラゲ」は、一生浮遊生活を送るクラゲで、ポリプの時期を持ちません。
傘の縁ではなく、途中から触手が生えていること、また、触手の本数が 5本であることも大きな特徴です。
海で見ると、薄い赤紫色を帯びているのですが、採集・飼育すると、その色が抜けてしまいます。
江の島周辺でも採集されたことはありますが、とても稀です。
食性や生活史など、未解明なことが多いクラゲです。

今回の個体は、長崎県佐世保市にある九十九島水族館の協力を得て、えのすいトリーターがて採集・梱包を行い、展示に至ったものです。

[協 力] 佐世保パールシーリゾート九十九島水族館 海きらら


硬そうな名前ですが、実はとても柔らかい
「ツノクラゲ」展示開始

展示開始日:2018年4月21日(土)~

ツノクラゲ (角水母)

学名:Leucothea japonica
有櫛動物門 有触手綱 カブトクラゲ目 ツノクラゲ科 ツノクラゲ属
体長:最大で 20cmほど
展示場所:クラゲサイエンス


「ツノクラゲ」は体表に角状の突起が多数あるのが特徴です。
クシクラゲの仲間の中では、大型の種類で、体長は 20cmほどまでになりますが、とても柔らかく、少しの接触や水流でも壊れてしまうことがあります。
江の島周辺でも採集されたことはありますが、とても稀です。

今回の個体は、長崎県佐世保市にある九十九島水族館の協力を得て、えのすいトリーターが細心の注意を払って採集・梱包を行い、展示に至ったものです。

[協 力] 佐世保パールシーリゾート九十九島水族館 海きらら


ヒゲダイが身だしなみを整えた?「ヒゲソリダイ」展示開始

展示開始日:2018年4月18日(水)~

ヒゲソリダイ (髭剃り鯛)

学名:Hapalogenys nigripinnis
スズキ目 イサキ科
全長 約 30㎝
採集場所:相模湾(江の島地先)
展示場所:相模湾ゾーン 湘南港水槽


青森県から九州までの日本と、朝鮮半島から中国、台湾に分布しており、水深 20~80mの大陸棚砂泥域に生息します。
今回の展示個体は、2018年3月11日に江の島地先の定置網で漁獲されました。
相模湾では少なく、新江ノ島水族館への搬入歴は過去に数回あるだけです。
姿かたちがよく似た種類として、同じイサキ科のヒゲダイとコショウダイが相模湾大水槽にいます。
ヒゲソリダイは、体側に斜めに走るストライプ模様がコショウダイの若い個体に、体高がある体つきと尖った精悍な顔つきはヒゲダイに、それぞれよく似ています。
そして、その和名が示す通り、その下あごにはひげが目立ちませんが、よく見ると、ごく短いひげが、細かく並んでいます。
際立った特徴はないものの、他に類を見ない雰囲気を持つ珍しい「ヒゲソリダイ」を、ぜひご覧ください。


“蛇腹ホース”が動く!?「ミョウガガイ」

展示開始日:2018年3月29日(木)~

ミョウガガイ (茗荷貝)

学名:Scalpellum stearnsi
節足動物門 有柄目 ミョウガガイ科
全長:約 10cm
採集場所:相模湾(江の島地先)
展示場所:深海l


深場の岩などで固着生活をしています。
石灰質の殻板で被われた蛇腹ホースのような柄の部分と四角い殻の頭状部に分かれ、その風貌がとても奇妙な生き物です。
よく見ると四角い頭状部がどことなく・・・
「茗荷(みょうが)」に似ている・・・
「ミョウガガイ」の名前の由来でしょうか・・・。

ミョウガガイは、「カイ」と名前についていますが貝の仲間ではなく、エビやカニと同じ甲殻類の仲間ですが、どちらかというと磯で見られるフジツボやカメノテに近い仲間です。
この仲間は 19世紀前半までは貝の仲間の「軟体動物」とされていて、その後生活史が判明したことで「節足動物」に含まれるようになった、特異な経歴を持っています。
頭状部の中には、生きるためのすべての器官が詰まっていて、さらには曼脚といわれる熊手のような器官を使って流れてくるプランクトンをキャッチしています。
プランクトンをキャッチしやすいように“蛇腹ホース“を動かして、流れに合わせて曼脚の向きを変えています。

ミョウガガイ科の仲間は、さらに深い深海の熱水噴出域や湧水域にまで見ることができます。
有柄目はその生息範囲を磯から深海まで広げている、とても珍しい仲間たちです。

※生物の状態により、短期間の展示なる可能性があります。ご了承ください。


もちもちダンゴを引き伸ばした「スナビクニン」展示開始

展示開始日:2018年2月17日(土)~

スナビクニン (砂比丘尼)

学名:Liparis punctulatus
スズキ目 クサウオ科
全長 約5cm
採集場所:相模湾(三浦半島荒崎地先)
展示場所:相模湾ゾーン 相模湾キッズ水槽


青森県から長崎県の日本海沿岸と、福島県から和歌山県の太平洋沿岸、朝鮮半島東岸からピーター大帝湾にかけての浅い海に分布しています。
のっぺりとした頭やお腹の吸盤など、一緒に展示しているダンゴウオに外見、雰囲気とも似ていますが、体は大きくて長く、目も小さめです。
さらに、魚類でありながら一対しか見えない鼻の穴も特徴です。
体色のバリエーションが豊富な種としても知られ、展示した個体は妖しげな縦じま模様を持ち、ある種のウミウシやヒルを思わせます。
ダンゴウオとはまた違う、キモカワイイ姿をぜひご覧ください。

※生物の状態により、短期間の展示となる可能性があります。ご了承ください。


ポコポコ泳ぐかわいらしいクラゲ
「キャノンボールジェリー」展示開始

展示開始日:2018年2月1日(木)~

キャノンボールジェリー

学名:Stomolophus meleagris
傘の直径:3cm
展示場所:クラゲファンタジーホール


「キャノンボールジェリー」は南米の東岸を中心に太平洋・大西洋の数箇所で確認されている根口クラゲの仲間です。
食用にされており、加工されたクラゲは日本へも輸入されてきます。

展示個体は、2017年12月にフランスのパリ水族館よりポリプを譲り受け、当館にて育てたものです。
ポリプの搬入と同時にストロビレーションが始まり、100個体以上のエフィラ幼生を得ることができました。
約50日が経過した現在、傘の直径は3cmほどに達し、水槽の中を元気に泳ぎ回っています。


パリ水族館とは、お互いのクラゲの飼育・繁殖の技術の向上を目的に交流を行っています。
当館からは、当館育ちの「ブルージェリー」のポリプを贈りました。



まるで福笑いのような顔「ダルマガレイ」展示開始

展示開始日:2018年1月29日(月)~

ダルマガレイ (達磨鰈)

学名:Engyprosopon grandisquama
採集場所:相模湾江の島地先(江の島定置網)
展示場所:相模湾ゾーン 相模湾キッズ水槽


カレイ目ダルマガレイ科に属し、神奈川県、兵庫県から九州南岸までの日本沿岸と、台湾からインド洋、東アフリカまでの広い範囲に分布しています。
最大でも12cmほどの小さなカレイです。
カレイの名を持ちますが、両眼は体の右側ではなく、ヒラメと同じ左側にあります。
両眼の間が広く空いていることと、尾ビレに2つの黒点があることが特徴ですが、似ている種類がいくつか知られており、正確な種判別には各ヒレのすじ(鰭条)の数を数えて比較する必要があります。
それほど珍しい種類というわけではなく、地引網などで漁獲されますが、江の島周辺では見る機会が少ないうえ、漁獲時のダメージから回復しないことがほとんどであり、旧・江の島水族館時代から展示例がありませんでした。

2018年1月19日に、江の島地先の定置網で漁獲されたものが比較的良い状態で搬入されたので、バックヤードでトリートしていたところ、体の傷が回復し、摂餌が見られるようになりましたので、展示することにしました。
まるで福笑いのような顔を、ぜひご覧ください。

※砂に隠れて見えにくくなっていることがあります。ご了承ください。


北の海のアイドル!
“えのすい”生まれの「フウセンウオ」たち

展示開始日:2018年1月26日(金)~

フウセンウオ (風船魚)

学名:Eumicrotremus pacificus
スズキ目 ダンゴウオ科 イボダンゴ属
新江ノ島水族館生まれ
展示場所:太平洋


「フウセンウオ」は、日本海や東北以北の太平洋やオホーツク海に生息している最大で全長 13cmほどになるダンゴウオの仲間です。
その名の通りふくらんだ丸い風船のような体型の魚で、腹ビレは吸盤状に変化していて岩や海藻にくっつくことができます。


展示個体はすべて“えのすい”で生まれました。
2016年に北海道から搬入した「フウセンウオ」が、2017年3月頃より複数回産卵し、産卵より 50~60日後に全長 5mmほどの稚魚が孵化しました。
展示水槽に入れられる大きさ(全長 4~5cm)になるまでバックヤードで 9ヶ月ほど大事に育成してきました。
体の色や模様には個体差があり、環境によって変わることもあります。
大きな水槽で悠々と過ごす、まだ小さな可愛らしい「フウセンウオ」たちをご覧ください。

動画で見る
“えのすい”生まれのフウセンウオ l YouTube


冬のアイドル
小さなお団子みたいな魚「ダンゴウオ」展示開始

展示開始日:2018年1月26日(金)~

ダンゴウオ (団子魚)

学名:Lethotremus awae
スズキ目 ダンゴウオ科
採集場所:相模湾
展示場所:相模湾ゾーン 相模湾キッズ水槽


吸盤状の腹びれで岩などに張り付いて生活をし、小さなエビやカニなどを食べ、体長 1~2cmになります。
岩や海藻などに似せ、体色は、茶、緑、赤と様々なバリエーションがあります。
冬の夜、干潮で潮の引いた時間をねらい、磯で採集しますが、とても見つけにくく、今回も 2時間近く探して 1匹と難航しましたが、帰り際に残り 30分と決めて寄った潮だまりで立て続けに数匹採集でき、無事展示にいたりました。


ベテラントリーターも見るのは初めて!
1属1種の珍魚「トビハタ」初展示

展示開始日:2018年1月17日(水)~

トビハタ (鳶羽太)

学名:Triso dermopterus
採集場所:相模湾(江の島定置網)
展示場所:相模湾ゾーン 沿岸水槽


ベテラントリーターも初めてという、とても珍しい魚が江の島の定置網に入り、“えのすい”にやってきたので初展示しました。
調べてみたところ「トビハタ」という魚でした。

スズキ目ハタ科に属し、相模湾~宮崎県の太平洋沿岸、小笠原諸島、台湾、オーストラリアなど暖かい海に分布しています。
ハタの仲間自体がそれほど大量に採れる魚ではないですが、その中でも稀な種類と言え、掲載されていない図鑑も多いと思います。

体色が鳥のトビ(鳶)の羽の色合いに似ていることからその名が付けられました。
成長すると全長 60cmほどになります。
体を見るとメジナかな?と思えるのですが、口が大きく、ゆったりとホバリングする姿はハタ系なのか、という感じです。
際立った特徴はないのですが、他に類を見ない雰囲気で、とっても渋い魚です。

色見は地味だけど不思議な魅力がたっぷりの「トビハタ」をぜひ見に来てください。


ポリプの時期を持たないクラゲ「ツヅミクラゲ」展示開始

硬そうな名前ですが、実はとても柔らかい 「ツノクラゲ」展示開始

ヒゲダイが身だしなみを整えた?「ヒゲソリダイ」展示開始

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