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新着生物

とってもありがたい?深海にすむエビ「千手蝦」

展示開始日:2017年3月24日(金)~

センジュエビ (千手蝦)

学名:Polycheles typhrops
節足動物門 軟甲綱 十脚目 センジュエビ科
採集場所:駿河湾 沼津沖 水深約 300m
展示場所:深海l


底曳き船に乗船しても、なかなかお目にかかれないとっても珍しい深海エビです。
センジュエビは、体の沿って折りたたまれている細くて長いハサミ脚を持っています。伸ばすと自分の身体と同じくらいの長さになります。
その他の 4対の脚もすべてハサミになっていることが特徴的で、このことから手(ハサミ)がたくさんあって、千手観音のようだということで「センジュエビ(千手蝦)」となったといわれています。

センジュエビの眼はほとんど退化しており、眼に頼らずに暗い深海の世界で生きています。
水槽内では、お尻から砂の中にモゾモゾと潜って体を半分だけ出してジッとしています。


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メンダコの生態解明への挑戦!
お耳が生えた深海のアイドル「メンダコ」

展示開始日:2017年3月24日(金)~

メンダコ (面蛸)

学名:Opisthoteuthis depressa
英名:Flapjack octopus
八腕形目 ヒゲダコ亜目 メンダコ科
採集場所:駿河湾 水深約 300m
展示場所:深海l


つぶらな瞳と小さな耳を持つ深海性のタコ。
耳をパタパタさせながらパコパコ泳ぎます。
沼津沖の水深約 300mで採集されました。

飼育がとても難しく、1ヶ月以上飼育できた例はほとんどありません。
当館では、2013年に22日間の飼育、2014年には20日間の飼育と餌を食べているようすを記録、2015年には45日間の飼育に成功しました。

※短期間の展示となる可能性があります。ご了承ください。


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センジュナマコやユメナマコと同じ仲間の深海ナマコ
「ヒメカンテンナマコ」展示開始

展示開始日:2017年3月7日(火)~

ヒメカンテンナマコ

学名:Laetomogone maculata
棘皮動物門 ナマコ綱 板足目 カンテンナマコ科
採集場所:駿河湾 沼津沖 水深約 300m
展示場所:深海l


ヒメカンテンナマコは、深海ナマコの一種です。
しかも、深海のナマコとしてよく知られたセンジュナマコやユメナマコと同じ板足目のナマコです。
見た目はセンジュナマコによく似た感じです。

ぷるっぷるのゼラチン状の体に、薄く紅色がさしたとても美しいナマコです。
その柔らかな体のおかげで、海から採集し水族館まで良い状態で搬入することは至難の業で、体のほとんどが溶けて死んでしまいます。
刺激を受けると青白く電気が走ったように発光する、とても不思議な深海ナマコです。
※短期間の展示となる可能性があります。ご了承ください。


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貴重な深海生物「ホネクイハナムシ」の累代繁殖個体を公開

展示開始日:2017年3月1日(水)~

ホネクイハナムシ

学名:Osedax japonicus
多毛綱 ケヤリムシ目 シボグリヌム科
展示場所:深海l~JAMSTECとの共同研究~


ホネクイハナムシ(学名: Osedax japonicus)は、2006年に鹿児島県野間岬沖で採集された個体をもとに種の記載がなされました。現在、累代繁殖が可能なホネクイハナムシ類は本種のみです。

ホネクイハナムシ類(俗称:ゾンビワーム)は2004年に初めてカリフォルニア沖の鯨骨から発見・報告された Osedax 属の動物です。
ゴカイを含む多毛類のなかまで、現在世界で11種類(未記載種を含めると約30種)が報告されていますが、いずれも海底に沈んだ鯨骨から発見されています。
Osedax はラテン語で“骨をむさぼり食う者”という意味で、名前のとおり、体の一部(樹根状栄養体部、通称“根”)から酸や消化酵素を分泌することで骨を溶かし、根から栄養を吸収しつつ、その内部に入り込みます。
体内に共生する細菌もホネクイハナムシ類の栄養獲得に関与していると考えられていますが、詳しいことはまだわかっていません。
また実験的にさまざまな脊椎動物の骨を海底に設置した結果、鯨骨だけではなく、豚骨や魚の骨にも付着して生きられることがわかっています。
メスは40mmほどで、分泌した薄いゲル状の棲管の中に収まっています。一方、オスは顕微鏡サイズ(約0.5mm)の矮雄(雌雄異体の動物で、メスに比べて著しく小型なオス)で、オスがメスの体に付着することによって、受精します。棲管の外側に粘液を分泌し、その粘液中に産卵し、幼生になるまでは粘液中で発生します。
受精卵は発生して幼生になると繊毛を使って泳ぎ、新たな骨に付着すると変態して成体になります。

公開を開始したホネクイハナムシは、2012年にJAMSTEC 宮本教生研究員らにより鹿児島県野間岬沖の水深225mで採集され、JAMSTECとの共同研究のために、2016年10月より当館で飼育を開始した個体が繁殖したものです。
宮本研究員より技術指導を受け、当館での累代繁殖の方法が確立されたため、このたび公開に至りました。現在当館では繁殖を行いながら、飼育方法の改善や水温と生存期間の関係などの研究を進めています。
※2006年2月に当館で公開したOsedax sp.とは別種となります。


新江ノ島水族館では、2004年より国立研究開発法人海洋研究開発機構(以下 JAMSTEC)と共同で深海生物の長期飼育方法に関する研究開発を行っています。

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マレーシアからやって来た根口クラゲの仲間。
「リクノリーザ・マライエンシス」えのすい初展示

展示開始日:2017年2月23日(木)~

リクノリーザ・マライエンシス

学名:Lychnorhiza malayensis
傘の直径:約 4cm
展示場所:クラゲファンタジーホール


東南アジアからは、さまざまなクラゲが観賞用として日本へやってきます。
本種も「ホワイトバブラージェリー」という名でマレーシアから輸入された、根口クラゲの仲間です。
「バブラージェリー」という名は他にも、「ブラウンドッドジェリー」や「アカホシイトヒキクラゲ」にも充てられる流通名で、一見するとどれも同じような白いクラゲに見えますが、本種は傘の内部に赤褐色の点が見えることや、傘や口腕(傘の下にあるフリル状の部分)のつくりなどで見分けることができます。
展示個体は1月末に当館に搬入し、バックヤードで飼育しながら状態を安定させ、展示の準備を行ってきました。


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「クリサオラ・プロカミア」えのすい初展示

展示開始日:2017年2月7日(火)~

クリサオラ・プロカミア

学名:Chrysaora plocamia
傘の直径:約 7cm
展示場所:クラゲサイエンス


「クリサオラ・プロカミア」は、南太平洋、南大西洋、南米沿岸などで見られるクラゲです。
赤茶色の放射模様のある傘から、フリル状の口腕が伸びています。
時に大量出現を起こすクラゲとして知られていますが、本種の詳しい生態はまだ分かっていません。

当館では、北里大学海洋生命科学部 三宅研究室より生体およびポリプの分譲を受け、飼育を開始いたしました。
本種の学名にある Chrysaora は日本語ではヤナギクラゲ属を指し、クラゲファンタジーホールで見られるアカクラゲ Chrysaora pacifica やパシフィックシーネットル Chrysaora fuscescens などと同じ仲間です。
当館では、これらと同じ飼育方法でシラスなどをエサとして与え、飼育を試みています。


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愛らしい「フウセンウオ」がお目見え

展示開始日:2017年1月27日(金)~

フウセンウオ (風船魚)

学名:Eumicrotremus pacificus
カサゴ目 ダンゴウオ科 イボダンゴ属
東シナ海北東部以北の日本海(タタール海峡以南)と、北海道太平洋岸からオホーツク海南部(千島列島)にかけて分布
展示場所:太平洋


相模湾に生息する「ダンゴウオ」に良く似ていますが、最大で全長13cm程とずっと大きくなります。
ボールのようにまん丸な体に、長い背びれが特徴です。
個体差があり、体の色や模様にもいくつかのバリエーションがあります(体色は環境によっても変化していきます)。
巻貝の殻などの中に産卵し、その後はオスが孵化まで保護し、面倒を見ます。

現在、太平洋「オオカミウオ」水槽にて展示しているフウセンウオは遥々北海道よりやってきました。
普段は見た目通りおっとりとしていますが、餌を追いかける際には素早い動きも見せてくれます。
一緒に展示している「ナメダンゴ」によく似ていますが、頭部にこぶが少ないことや髭が無いことで見分けられます。


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相模湾産は初展示!
1科1属1種の珍魚チョウセンバカマ展示開始

展示開始日:2017年1月8日(日)~

チョウセンバカマ

学名:Banjos banjos
採集場所:相模湾
展示場所:相模湾ゾーン(沿岸水槽)


南日本から東シナ海、オーストラリアにかけての水深50m~400mの深場に生息し、相模湾ではごく稀に定置網などに入るようです。
別名「トゲナガイサキ」とも呼ばれます。漢字では「朝鮮袴」と書き、李朝の時代に日本へ派遣された役人の衣装に似ていることからこの名がつけられたと言われています。
英名は、形がギターに似た弦楽器のバンジョーに似ていることからバンジョーフィッシュと呼ばれ、学名もそれにちなんでつけられました。
幼魚にはカゴガキダイのようにくっきりとした縦じま模様がありますが、成長すると横じまに変わり、徐々に模様が薄くなります。
魚類の中で種類の多いハゼ科は210属、1950種もいますが、チョウセンバカマ科は1属1種しかいない珍魚です。

今回の個体は江の島の釣船で偶然釣れたものをいただき、展示に至りました。
えのすいでの展示は、2009年に沖縄県産の個体を展示して以来、8年ぶりとなります。


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イサキと名の付くハナダイの仲間
「アカイサキ」えのすい初展示!!

展示開始日:2017年1月10日(火)~

アカイサキ (赤伊佐木)

学名:Caprodon schlegelii
採集場所: 相模湾(真鶴沖 水深 70m)
展示場所: 深海Ⅰ


名前にイサキと付きますが、地味なイメージのイサキと異なり、色鮮やかな種が多いハナダイの仲間(ハナダイ亜科)です。
相模湾以南の太平洋沿岸やオーストラリア東西岸、ハワイ諸島、チリなどの熱帯、亜熱帯に分布し、水深 40~300mの深場に生息しています。
雌雄で体色が異なり、展示個体の雌では、雄に比べ赤色が濃く、背びれから背にかけて薄茶色の斑紋があるのが特徴です。
雄は体が全体的にピンクがかり、雌よりも色鮮やかで、頭に黄色い筋模様が入ります。
釣り採集の際には、深場から引き上げる時の圧力変化に弱い魚ですが、今回、釣船「天恵丸」さんのご協力により状態の良い個体を入手することができたため、展示にいたりました。


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相模湾初記録!
大きな口と赤褐色の斑紋が特徴的な南方系ハタの仲間

展示開始日:2016年12月31日(土)~

チャイロマルハタ (茶色丸羽太)

学名:Epinephelus coioides
採集場所:境川河口
展示場所:相模湾ゾーン(相模湾キッズ水槽)


本種は、成長すると80cmを超える大型のハタの仲間です。
南日本から沖縄、インド、西太平洋に広く分布し、太平洋側では、これまでは和歌山県の田辺湾が分布の北限でした。
相模湾からは、2009年8月と2010年10月に湯河原の定置網に入網したというインターネットの情報がありますが、正式な報告はありません。
現在展示している「チャイロマルハタ」は、2016年10月に当館職員が、水族館近くの境川河口で釣り上げた個体です。
現在体長25cmほどですが、大きな口と赤褐色の斑紋が特徴的です。
相模湾初記録となる南からの貴重な珍客をご覧ください。


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