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新着生物

えのすい初!
細くて赤くて何だか違和感「ハチビキ」の幼魚、展示開始

展示開始日:2019年2月9日(土)~

ハチビキ (葉血引)

学名:Erythrocles schlegelii
英名:Japanese rubyfish
スズキ目 ハチビキ科
採集場所: 江の島定置網
展示場所: 相模湾ゾーン(逗子沖のサンゴ水槽)


西太平洋(東アジア沿岸からアフリカ東岸)に広く分布し、日本では青森県より南で記録があります。
最大で 40cmほどになります。
マアジのような体形ですが、“血引”の名の通り、全身が赤く(肉の色も赤い)、不思議な雰囲気を醸し出しています。
本来は水深数 10~数100mの岩礁のまわりでくらしていると言われています。
この度、水深 30m前後の海域にある江の島定置網に入網した 15cmほどの幼魚数個体を搬入し、バックヤードで飼育していたところ、1個体が餌を食べるようになりましたので、展示を開始しました。
当館では初展示です。生きている本種を見られる機会は多くありません。
相模湾のやや深い場所にある岩場のサンゴ群落を再現した水槽内での自然な行動をこの機会にぜひご覧ください。

※生物の状態によって、短期間の展示となる可能性があります。ご了承ください。


ちょっとオシャレな名前は、相模湾にゆかりのある博物学者から。「オーストンガニ」

展示開始日:2019年2月5日(火)~

オーストンガニ

学名:Cyrtomaia owstoni
採集場所: 駿河湾
甲羅大きさ: 2~3cm
展示場所: 深海l


「オーストンガニ」の「オーストン」は、相模湾や日本の海洋生物学に大きく貢献した「アラン・オーストン」にちなんでつけられました。
アラン・オーストンは、甲殻類の他に、魚類や海綿動物などの海産生物の標本を多く作成したことでもよく知られています。
 
水深 60~900mの比較的浅い場所から深海の砂地や泥地に幅広く生息しています。
タカアシガニと同じくクモガニ科に属していることもあり、非常に脚が長いのですが、甲羅は対照的に小さいことが特徴的です。
底曳き網漁で採集されることはそれほど多くはなく、さらに生きた状態で水族館まで持ち込めることは非常に稀です。


全身毛むくじゃらのおじいさん?!「オキナエビ」

展示開始日:2019年2月5日(火)~

オキナエビ (翁蝦)

節足動物門 十脚目 ザリガニ下目 アカザエビ科 オキナエビ属
採集場所: 駿河湾 水深200~300m
展示場所: 深海l


オキナエビは、ザリガニのように立派で大きなハサミ脚を持ち、眼が退化的で非常に小さく、全身を短く柔らかい毛で覆われていることが特徴的です。
年をとった男性のことを「翁(おきな)」と言いますが、全身を覆う毛のようすがこの「翁」を連想させることからこの名が付いたと言われています。
水槽内では、端の砂の掘れたくぼみなどでじっとしていることが多いのですが、時折大きなハサミを前に出して、水底を軽やかに動くところや、自分のいる周囲に邪魔なものがあると、大きなハサミではなく小さなハサミの細い脚を器用に使って、外に運び出すようすが観察されます。
底曳き網漁で採集されることはたびたびありましたが、このような行動を水槽内で観察できたのは、“えのすい”では初めてです。


おめでたい紅白カラー「クルマダイ」展示開始

展示開始日:2019年2月3日(日)~

クルマダイ (車鯛)

学名:Pristigenys niphonia
英名:japanese bigeye
スズキ目 キントキダイ科
採集場所: 江の島定置網
展示場所: 相模湾ゾーン 沿岸水槽


日本では相模湾以南の太平洋、新潟県以南の日本海でみられ、水深 80~230mに生息します。
車輪のような丸い体つきが特徴的で、赤と白の体色がとてもきれいです。
bigeyeの英名の通り、体の 1/5程もあろうかという大きな目も特徴の一つで、光の少ない深い海の中でも小魚、エビやカニなどの獲物を捕らえられるように適応しています。
この仲間はきれいな種が多いのですが、その中でも色んな特徴を持ったクルマダイはとても魅力的です。 ぜひその姿をご覧ください。


江の島に深海魚「リュウグウノツカイ」現る
リュウグウノツカイの標本公開

展示開始日:2019年1月28日(月)~

リュウグウノツカイ (標本)

学名:Regalecus russelii
英名:Oarfish, King of Herrings
アカマンボウ目 リュウグウノツカイ科
採集場所: 江の島 定置網


今回標本として公開したリュウグウノツカイは、2018年12月13日(木)、江の島の定置網に入り、漁師さんに譲っていただいた個体です。まだ小さめの個体で、体長は55cm(標本)ほど。残念ながら、魚体の後ろの方が切れてしまっていましたが、切れていなければ全長80cmほどと思われます。
早朝水族館に搬入してから数時間は生きていました。新江ノ島水族館でのリュウグウノツカイの生体搬入は初めてのことです。


搬入当時のリュウグウノツカイ

江の島に現れた貴重な深海魚リュウグウノツカイの標本をぜひ間近でご覧ください。


夜中に出歩く怪力蟹「イボイワオウギガニ」展示開始

展示開始日:2019年1月6日(日)~

イボイワオウギガニ (疣岩扇蟹)

学名:Eriphia ferox
十脚目 イソオウギガニ科
殻幅 4cm

採集場所: 相模湾(三浦半島長井地先)
展示場所: 相模湾ゾーン 相模湾キッズ水槽


房総半島より南の太平洋とインド洋沿岸(ハワイ諸島~アフリカ)の広い範囲に分布しますが、近年の研究で日本近海のものとインド洋のものは別種であることが示されています。
トゲで覆われた濃紫色のボディと、ギラギラと赤い眼が勇ましいカニです。
南方系の種が多いイソオウギガニ科の中では寒さに強いようで、展示個体は2018年12月に地先の岩礁海岸で夜間探索を行った際、極寒の岩上で活動していました。

波当たりの強い岩礁域を好み、オウギガニの仲間としては珍しく陸上で行動します。
1日のほとんどの時間を岩穴に隠れて過ごしますが、夜に潮が引くタイミングで干出した岩の上に出てきて、獲物を探して歩き回ります。
特にカサガイやヒザラガイの仲間を好み、強く張り付いたこれらを、持ち前の怪力で岩から引きはがして食べます。また、巻貝やヤドカリに対しては、強靭なハサミで貝殻のふちから砕き割っていき、器用に中身を取り出して食べます。

特別珍しい種というわけではありませんが、生きた状態での展示は珍しく、当館では2回目の展示になります。
小さくも魅力的なその姿をご覧ください。
※隠れる性質が強く、全身が見えにくい場合がございます。予めご了承ください。


お正月らしい、おめでたい「ホテイウオ」を展示開始

展示開始日:2018年12月28日(金)~

ホテイウオ (布袋魚)

学名:Aptocyclus ventricosus
英名:Smooth lumpsucker
カサゴ目 ダンゴウオ科
分布: 太平洋側は相模湾より北、日本海側は若狭湾より北の太平洋北部
展示場所: 深海Ⅰ


ホテイウオという名前は七福神の「布袋さま」に由来します。
浅場から水深 1,700mに生息し、相模湾でもまれにみられます。
外洋で成長し、成熟すると浅海に戻ってきて岩礁で産卵します。
産卵するとメスは死亡しますが、オスは生き残ります。
外洋では主にクラゲを食べ、そのほかにオキアミやゴカイの仲間などを餌としています。
水槽内では、お腹の吸盤でアクリル面や岩などにくっついています。

展示を開始したのは、のとじま水族館よりやってきた赤ちゃんたちが大きく育った個体です。
全長 10cmほどで愛らしい姿をしていますが、成長すると全長 40cmほどになります。

[協力] のとじま水族館


茹でてないのに真っ赤。
原始的なカニ「アサヒガニ」展示開始

展示開始日:2018年12月11日(火)~

アサヒガニ (朝日蟹)

学名:Ranina ranina
英名:Red flog clab
十脚目 アサヒガニ科
展示場所: 相模湾ゾーン(相模湾キッズ水槽)


相模湾からハワイ諸島、インド洋までの温かい海に分布します。
原始的なカニとされ、折りたたまずに伸びた腹部(はかま、ふんどし)とスパナのような形をしたハサミなどの特徴を持ちます。
また、体の後ろにまとまっている平たい脚は砂に潜ったり、短距離を泳ぐためのもので、カニとしては珍しく、横ではなく前後に移動します。
各国で食用にされており、日本では九州南部や種子島周辺では特産物として賞味されています。
一方で、漁獲量が減っており、近年では種苗生産や養殖の研究が行われています。
当館では過去に数回の展示例があります。
成体でも長期飼育が難しいカニですが、このたびバックヤードにて状態良く砂に潜り、摂餌を確認しましたので展示することにしました。
動くことはほとんどありませんが、カエルのような不思議なたたずまいをぜひご覧ください。

[協 力] 相模川ふれあい科学館 アクアリウムさがみはら

※生物の状態によって、短期間の展示となる可能性があります。ご了承ください。


名前はブリでもブリじゃない。
一属一種の珍種「アイブリ」展示開始!

展示開始日:2018年11月28日(水)~

アイブリ (合鰤)

学名:Seriolina nigrofasciata
英名:Blackbanded trevally
アジ科 アイブリ属
採集場所: 江の島定置網
展示場所: 相模湾ゾーン 沿岸水槽/相模湾大水槽


日本では新潟県以南の水深20~150mの水域で生息しています。
名前に「ブリ」とありますがブリ属では無く、アイブリ一種で構成されるアイブリ属に分類されています。
群れをつくらないため 1~2尾が稀に網や釣りにかかる程度で一度にたくさん手に入る魚ではないのですが、今回江の島の定置網から数個体搬入されたため展示することができました。
若い個体には6本の暗色の横帯があり、成魚になるにつれて不明瞭になっていきますが、現在えのすいにいる個体はこの横帯がはっきりと見えます。
今しか見られないこの姿をぜひご覧ください。



おさかな界の真っ赤なルビー「ホウセキキントキ」展示開始

展示開始日:2018年11月28日(水)~

ホウセキキントキ (宝石金時)

学名:Priacanthus hamrur
英名:Moontail bullseye
スズキ目 キントキダイ科
採集場所: 相模湾(江の島定置網)
展示場所: 相模湾ゾーン 沿岸水槽


ルビーのように鮮やかな赤い色が名前の由来で、キントキ(金時)も赤を意味します。
主に暖かい海の水深 100m前後に生息しますが、水深 250m付近でも見られます。昼間は暗い岩穴などに隠れ、主に夜活動します。

キントキダイの仲間は日本に数種おり、どれもよく似ていますが、本種は尾鰭の中央が三日月型に湾入するのが特徴です。
神経質な魚ですが、暗い水槽に群れで飼育すると落ち着き、餌も良く食べるようになります。
これまでは病気等のため短期の展示に終わっていましたが、今回は順調に蓄養ができたため、良い状態で展示することができました。


えのすい初! 細くて赤くて何だか違和感「ハチビキ」の幼魚、展示開始

ちょっとオシャレな名前は、相模湾にゆかりのある博物学者から。「オーストンガニ」

全身毛むくじゃらのおじいさん?!「オキナエビ」

おめでたい紅白カラー「クルマダイ」展示開始

江の島に深海魚「リュウグウノツカイ」現る リュウグウノツカイの標本公開

夜中に出歩く怪力蟹「イボイワオウギガニ」展示開始

お正月らしい、おめでたい「ホテイウオ」を展示開始

茹でてないのに真っ赤。 原始的なカニ「アサヒガニ」展示開始

名前はブリでもブリじゃない。 一属一種の珍種「アイブリ」展示開始!

おさかな界の真っ赤なルビー「ホウセキキントキ」展示開始

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