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新着生物

やっぱりいました!
79年ぶりに再発見!江の島沖の「コトクラゲ」

展示開始日:2020年8月5日(水)~

コトクラゲ

学名:Lyrocteis imperatoris
クシヒラムシ目 コトクラゲ科
大きさ: 20cm
採集場所: 江の島沖 水深 130m
展示場所: 相模湾ゾーン 沿岸水槽


ウサギの耳のようなかわいい姿が印象的なコトクラゲは、ミズクラゲなど刺胞動物とは違う有櫛動物(ゆうしつどうぶつ)で、クシクラゲの仲間です。
クラゲといっても水中をただようことはほとんどなく、海底にある基質に付着しています。
また、ピンク色や黄色、紫色、赤い水玉模様など、いろいろな体色になることが知られています。

初めて発見されたのは 1896年のこと。相模湾で採集されました。
当時は何の動物の仲間なのか分からないままでしたが、それから45年、1941年にクラゲ類の研究で著名な昭和天皇が江の島沖 水深 70mでご採集し、翌年に京都大学の駒井卓博士によって新種として記載されました。
その後、他海域ではまれに採集されるものの、当館で調べる限り相模湾では全く採集記録がありませんでした。
そして昭和天皇のご採集から79年越し、ようやく今回の展示個体が採集されたのです。

産業用水中ドローンメーカー・株式会社FullDepthとの深海探査共同プロジェクトで、江の島沖水深 100m以深の岩礁域調査の際に、水深 130mで発見されました。

※短期間の展示となる可能性があります。ご了承ください。




本調査研究は、船の科学館「海の学びミュージアムサポート」の支援を受けて実施しています。

おめでとう!えのすいで初めて誕生!!
「イヌザメのBaby」展示中

展示開始日:2020年7月30日(木)~

イヌザメ

学名:Chiloscyllium punctatum
英名:Brownbanded bambooshark
テンジクザメ目テンジクザメ科
大きさ: 約 15cm
展示場所: 太平洋


インド洋から太平洋にかけて広範囲に分布し、日本では沖縄にいます。
浅いサンゴ礁の海でくらし、日中はサンゴの陰に隠れていることが多いです。
今回“えのすい”では、イヌザメの繁殖に初めて成功しました。

イヌザメは卵生で、卵は約4カ月で孵化します。
卵の中の赤ちゃんは、豆粒よりも小さい大きさでしたが、卵黄を吸収して少しずつ成長し、孵化前には卵の中で身動きがとれないほどぎゅうぎゅうの大きさになって、ようやく孵化します。

生まれてしばらくは、黒と白の縞々模様がとてもきれいですが、成長と共に縞模様は薄れ、色も灰色になります。
生まれた時は15㎝ほどですが、成長すると1mほどになります。
親がサメ水槽にいるので、模様と大きさを比べてみてください。

水槽の底をよちよち歩くように移動するかわいい姿をお見逃しなく。


えのすい初展示! 巨大になるイソギンチャク
「アラビアハタゴイソギンチャク」展示中

展示開始日:2020年7月13日(月)~

アラビアハタゴイソギンチャク

学名:Stichodactyla mertensii
イソギンチャク目ハタゴイソギンチャク科
大きさ: 直径約 35cm

展示場所: 太平洋


イソギンチャクで最大になる種といわれ、その大きさは直径が 1m以上にもなります。
インド、太平洋に広く分布し、日本では奄美諸島以南でみられます。サンゴ礁の内側や深みに生息し、カクレクマノミが共生します。
ハタゴイソギンチャクの仲間はどれもよく似ていますが、本種は体の側面にあるイボが赤色をしており、ドット柄で鮮やかであることから簡単に見分けることができます。
当館では初めての展示となります。
現在は直径約 35㎝で、まだまだ本種としては小さいですが、これから少しずつ大きくなることを願っています。


えのすい初展示
岩陰に潜むサンゴの悪魔「タナバタウオ」展示開始

展示開始日:2020年7月1日(日)~

タナバタウオ (七夕魚)

学名:Plesiops coeruleolineatus
英名:Crimsontip longfin
スズキ目 タナバタウオ科
全長: 約 6cm
採集場所: 静岡県伊東市富戸沖(相模灘)
展示場所: 相模湾ゾーン 相模湾キッズ水槽


背びれの先がサンゴのような鮮やかなオレンジ色で縁どられ、オーストラリアでは coral devil (サンゴの悪魔)とも呼ばれます。
体が黒っぽくなると頭の星のような白いはん点模様がはっきりします。


浅い海にくらし、岩かげにかくれたり、長い腹びれを海底に立ててじっとしていることが多いです。
インド、西太平洋、ミクロネシア、サモア諸島に広く分布し、日本では南日本でみられますが相模灘は分布の北限にあたり、採集されることは稀です。
今回、富戸の漁師さんより譲り受けた個体を“えのすい”初展示いたします。

※短期間の展示となる可能性があります。ご了承ください。


初の長期飼育に期待大!ヤマトカマス展示開始!

展示開始日:2020年6月27日(土)~

ヤマトカマス (大和魳)

学名:Sphyraena japonica
英名:Japanese barracuda
スズキ目 カマス科
全長: 約 15cm(2020年6月現在)、大きくなると約 35cm
採集場所: 真鶴(釣り採集)
展示場所: 相模湾ゾーン 沿岸水槽


日本各地の沿岸域に分布し、群れをつくって生活します。
国内で食用となるカマス類は主にアカカマスとヤマトカマスで、“本カマス”と呼ばれるアカカマスに比べ、身に水分が多いことから本種は“水カマス”と呼ばれます。

“えのすい”では、数年前から飼育の難しいこの2種の飼育にチャレンジしてきました。両者は一見よく似ていますが、これまで長期飼育に成功したのはアカカマスだけで、ヤマトカマスは餌付けすらうまくいきませんでした。これは、アカカマスに比べ、鱗が細かく擦れに非常に弱いことや警戒心が強いことなどが考えられます。
また、今までカマス類の入手は全て定置網でとれた成魚(約30cm)のみでしたが、今回、初めての釣りによる採集のため擦れが少なく、さらに若魚(15㎝)ということで水槽に慣れるのも早く、早々に餌付けにも成功しました。


もうすぐ七夕!星に願いを!!
「シモフリタナバタウオ」展示中

展示開始日:2020年6月24日(水)~

シモフリタナバタウオ(霜降七夕魚)

学名:Calloplesiops altivelis
英名:Comet
スズキ目 タナバタウオ科
大きさ: 約 14cm
展示場所: 太平洋


インド洋から西太平洋に広く分布し、日本では伊豆諸島や和歌山、沖縄などで見ることができます。
黒地の体に白い斑点がたくさんあり、背鰭には大きな目玉模様があります。この色と模様でウツボの仲間のハナビラウツボに擬態していると言われています。
警戒心が強く、普段は岩陰に隠れ、外敵が近付くと鰭を広げてそのウツボになりきってこちらを威嚇します。
漢字で書くと「霜降七夕魚」。七夕が名前に入った魚です。白い斑点を星に見立てて、願い事をしてみるのはいかがでしょうか?


沖縄からやってきた海の守備職人?
「カワテブクロ」展示中

展示開始日:2020年6月10日(水)~

カワテブクロ (皮手袋)

学名:Choriaster granulatus
英名:Granulated sea star
アカヒトデ目 コブヒトデ科
大きさ: 9.5cm(体の中心から腕の先までの長さ)
展示場所: 太平洋


インド洋から西太平洋の熱帯、亜熱帯に広く分布し、水深 40mまでの浅い海に生息します。
日本では沖縄の浅い場所で見ることができ、展示個体も沖縄からやってきました。

じっとしていることが多いのですが、動く時には裏側の溝に並ぶ真っ赤な管足を使います。
形は名前の通り、野球のグローブを連想させます。腕の先端が丸みを帯びているのも特徴的です。

人の手よりも大きいので、アクリルガラス面にへばりついていたら、自分の手と比べてみてください。


天狗?ユニコーン?
額に角を持つ魚「ヒメテングハギ」展示中

展示開始日:2020年6月4日(木)~

ヒメテングハギ(姫天狗剥)

学名:Naso annulatus
英名:Whitemargin unicornfish
スズキ目 ニザダイ科
大きさ: 約 35cm
展示場所: 太平洋 トロピカル水槽


駿河湾以南~インド、太平洋に分布し、サンゴ礁の外側で見ることができます。
天狗の鼻ような突起が額にあり、英名は伝説の生き物一角獣のイメージからユニコーンフィッシュ。
この突起は成長とともに長くなり、展示個体もまだ成長中です。
マイペースなのか、ゆったり泳いでいることが多いのですが、餌を与えると一番に泳いでくる姿がかわいいです。
トロピカル水槽で現在は1匹のみ展示しているので、ぜひ探してみてください。


育ててみたら思わぬ珍種
「オシャレコショウダイ」展示開始

展示開始日:2020年6月1日(月)~

オシャレコショウダイ (御洒落胡椒鯛)

学名:Plectorhinchus flavomaculatus
英名:Lemonfish
スズキ目 イサキ科
全長: 約 10cm
採集場所: 片瀬海岸地先
展示場所: 相模湾ゾーン キッズ水槽


最大で 50cmになる大型のイサキの仲間で、その名の通り、メタリックブルーにレモンイエローの細かい模様を持つ美しい魚です。
浅い岩場やサンゴ礁で見られる南方系の魚で、インド洋、紅海から西部太平洋の暖かい海に広く分布します。日本での分布の北限はこれまで紀伊半島や八丈島とされていました。

昨年の春から秋にかけて、片瀬海岸(境川河口と引地川河口の間)の波打ち際で採集した多くの魚の中に、見慣れない稚魚が混ざっていました。
これを育ててみたところ、本種であることが判明し、本種の北限記録であることもわかりました。
数ヶ月前から相模湾ゾーンの沿岸水槽で、隠れキャラとして展示していましたが、この度、展示場所を移し、みなさまにお披露目することにいたしました。

※生物の状態によって、短期間の展示となる可能性があります。ご了承ください。


北の海のニューアイドル!!
「コンペイトウ」登場!

展示開始日:2020年5月31日(日)~

コンペイトウ (金平糖)

学名:Eumicrotremus asperrimus
英名:Siberian lumpsucker
スズキ目 ダンゴウオ科
全長: 約 3cm(2020年6月現在)、大きくなると約 10cm
展示場所:太平洋


北海道沿岸やオホーツク海、山口県以北の日本海沿岸の水深 20~900mに生息します。
コブ状の突起で覆われた体は、まさに和菓子の金平糖のようです。
現在知られている日本のダンゴウオ科 10種の中でも、特に突起が細かく全身に密に散在するのがコンペイトウの特徴です。
フウセンウオとホテイウオを展示している水槽の中に1匹だけいます。よく探してみてください。
上越市立水族博物館のご協力で当館にやって来ました。


やっぱりいました! 79年ぶりに再発見!江の島沖の「コトクラゲ」

おめでとう!えのすいで初めて誕生!! 「イヌザメのBaby」展示中

えのすい初展示! 巨大になるイソギンチャク 「アラビアハタゴイソギンチャク」展示中

えのすい初展示 岩陰に潜むサンゴの悪魔「タナバタウオ」展示開始

初の長期飼育に期待大!ヤマトカマス展示開始!

もうすぐ七夕!星に願いを!! 「シモフリタナバタウオ」展示中

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