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新着生物

毒蛇ハブに勝る猛毒をもつといわれる「ハブクラゲ」展示開始!

展示開始日:2018年8月21日(火)~

ハブクラゲ (波布水母)

学名:Chironex yamaguchii
ネッタイアンドンクラゲ目ネッタイアンドンクラゲ科

採集地: 沖縄
傘の直径: 約 4cm
展示場所:クラゲサイエンス


沖縄周辺でちょうど海水浴シーズンに出現するクラゲです。
名前のごとく、毒蛇のハブよりも強いと言われる毒を持つ危険なクラゲとして知られており、国内でも死亡例があります。
沖縄県の砂浜では、クラゲ防止ネットが張ってあり、そのなかで海水浴をするようになっているほどです。
大きくなると傘の大きさは10cm以上になり、触手の数は成長するにつれて増えて、長さは1.5mにもなります。

※短期間の展示となる可能性があります。ご了承ください。


「ウミガメの浜辺」でアオウミガメの子が生まれました。
8月20日(月)より 子ガメの展示を開始!

展示開始日:2018年8月20日(月)~

アオウミガメ (青海亀)

学名:Chelonia mydas
英名:Green Sea Turtle
新江ノ島水族館生まれ


今年6月15日(金)未明、メスのアオウミガメ(愛称:のんき)が「ウミガメの浜辺」の砂浜に上陸・産卵をしたことを確認、そのまま砂浜で孵化までを見守っていたところ、8 月4 日(土)20時頃に孵化・脱出を確認、5匹のアオウミガメが誕生しました。


このうち摂餌を始めた1匹を、館内2Fのペンギンプール前で展示を開始しました。

アオウミガメの産卵地としては、国内では伊豆諸島・小笠原諸島・薩南諸島・奄美諸島や、琉球列島など南方の地域が知られています。
産卵の時期は4 月~9 月頃で、卵は2ヶ月ほどで孵化します。
自然下において、本州沿岸では通常アオウミガメは産卵しません。

新江ノ島水族館では2013年に、ウミガメプールに併設された砂浜でアオウミガメの飼育下繁殖に初めて成功し、今回は2例目です。
2014年に「ウミガメの浜辺」としてリニューアルした砂浜での繁殖は初となります。

東日本でウミガメの飼育下繁殖に成功しているのは当館のみです。

[展示場所] 新江ノ島水族館 2F ペンギンプール前


モフモフの傘を持つクラゲ「ミノクラゲ(蓑水母)」展示!

展示開始日:2018年8月11日(祝・土)~

ミノクラゲ (蓑水母)

学名:Lobonemoides robustus
採集地: タイランド湾南西部 Cha-Um(チャアム)付近
傘の直径: 約 20cm
展示場所: クラゲファンタジーホール


「ミノクラゲ」は、成長すると傘の直径が 50cm程になり、傘の上面には毛のような多数の突起が現れます。アジア圏でよく使われていた雨具の名前が和名になりました。
タイやフィリピンなど東南アジアに生息し、現地では食品加工用に本種を対象とした漁が行われており、重要な水産種となっています。

新江ノ島水族館では、2017年12月5日から2018年2月18日まで世界で初めてミノクラゲの繁殖個体を展示。今回は、今年 8月に実施した現地調査で採集した野生個体の展示となります。

※生物の状態により、短期間の展示なる可能性があります。ご了承ください。

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モフモフの傘を持つ「ミノクラゲ」


[協力]
◇ブラパ大学バンセン海洋研究所(タイ)
Institute of Marine Science, Burapha University
Khwanruan Srinui、Supaattra Taleb

◇鶴岡市立加茂水族館

[共同研究]
「フィリピンにおけるクラゲ類の分類・生態に関する研究、特に生活史と共生生物群集について」
科研費研究代表者:大塚攻(広島大学)

基盤研究B(海外学術調査)」課題名「共生系における大型クラゲ類の生態的機能」
大塚 攻代表(課題番号 25304031) 2013-2015年度

「東南アジアで大量発生するクラゲ類の集団遺伝学と生活史戦略」
文部科学省科学研究費 課題番号 26304030 科研費研究代表者:西川淳(東海大学)

平成28年度北里大学学術国際交流計画「ブラパ大学海洋科学部におけるクラゲ展示飼育技術の開発」
研究代表者:三宅裕志(北里大学)


珍種ガニ よくよく見たら超珍種
「ツブイボショウジンガニ」展示開始

展示開始日:2018年8月5日(日)~

ツブイボショウジンガニ (粒疣精進蟹)

学名:Plagusia immaculata
甲幅: 約 3cm
採集場所: 相模湾(江の島地先)
展示場所: 相模湾ゾーン 相模湾キッズ水槽


2018年7月26日、迫る台風12号に備えて江の島の定置網が陸揚げされた際、作業中の漁師さんから漁具に付いていたカニを数個体譲っていただきました。
それらを調べてみたところ、日本ではわずか数例しか記録のないレア種がみつかりました。

インド洋と太平洋(アフリカ大陸東岸からインド洋を経てコロンビアのゴルゴナ島まで)に広く分布するカニですが、相模湾からは初記録であり、本種の分布北限記録となります。

近縁のイボショウジンガニとそっくりですが、体の各所にある毛の量が少ないことや、腹部の形が異なることを併せて比較して判断しました。
この仲間は、動きが非常に素早いだけでなく、泳ぐのも得意です。
生きた本種を水槽で展示飼育するのは初めてです。水槽内でどんな動きを見せてくれるか、興味津々です。ぜひご覧ください。

※本種の生態から、隙間に潜んで見えにくいことがあります。ご了承ください。


隠れた高級魚「メダイ」展示開始

展示開始日:2018年6月22日(金)~

メダイ (眼鯛)

学名:Hyperoglyphe japonica
英名:Pacific barrelfish
スズキ目 イボダイ科
採集場所: 江の島定置網
展示場所: 相模湾ゾーン 沿岸水槽


真っ黒な体と、名前の由来にもなっている大きな眼が特徴的です。
成魚は 100~400mの深場にいますが、幼魚は海面近くを漂う流れ藻についています。
非常に良く食べて成長が早く、成長すると全長 90cmほどになります。
知名度は低いですが、クセが無く大変美味しい魚で、特に関東では高級魚として扱われ、高級漬け魚(西京漬け、幽庵焼きなど)の材料にもなっています。


海の中にもハチがブンブン?

展示開始日:2018年6月22日(金)~

ハチ (蜂)

学名:Apistus carinatus
英名:Ocellated waspfish
スズキ目 ハチ科
採集場所: 江の島定置網にて採集
展示場所: 相模湾ゾーン 沿岸水槽


100m以浅の砂泥底にすむ、オコゼやカサゴに近い仲間です。
翅のような黄色い大きな胸びれを広げて、ゆっくりと滑空するように泳ぎ、下顎にある3本のひげと、一対の長く伸びた胸びれ最下部を海底に触れながら、小動物を探して食べます。
大きさは 15cm程度ですが、背びれには毒棘があり、刺されると痛むためにハチ(蜂)という名がつけられています。
夜行性で日中は砂に潜ってしまいがちな所が、ちょっと残念です。


鬼に金棒!?「オニカナガシラ」初展示

展示開始日:2018年6月15日(金)~

オニカナガシラ (鬼金頭)

学名:Lepidotrigla kishinouyei
英名:Devil searobin
スズキ目 ホウボウ科
採集場所: 江の島定置網、小田原定置網
展示場所: 太平洋 冷たい海の水槽


大きな胸びれを広げ、海底を歩くように泳ぐ「ホウボウ」に近い仲間ですが、ホウボウとは体色が違い、口先が短いことで見分けられます。
水槽にはオニカナガシラと同じカナガシラ属の「カナガシラ」が入っていますが、オニカナガシラの胸びれにはきれいな青い水玉模様があることや体のサイズが小さいことでカナガシラとは区別できます。
相模湾ではアマダイ釣りなどに混ざって釣れるようですが、えのすいでは採集・飼育経験がほとんどありませんでした。
口先にある2本の長いトゲが鬼の角のようであることからこの名前が付きました。



アリのようなキリギリス「ヒメギス属の一種」展示開始

展示開始日:2018年6月6日(水)~

ヒメギス属の一種 (姫螽斯)

学名:Eobiana sp.
体長: 約 2cm
採集場所: 神奈川県藤沢市(引地川流域)
展示場所: 相模湾ゾーン 川魚のジャンプ水槽


ヒメギスの仲間は、シベリアから日本を含む東アジアにかけて分布するバッタ目キリギリス科に属する昆虫です。
その名の通りキリギリスとしては体が小さく、一見アリのような黒い体は、よく見るとワインレッドに輝き、蛍光グリーンの模様がアクセントに入る、シックな美しさを持ちます。
展示個体はヒメギスだと思われますが、まだ幼虫ではねがなく、正確に種を特定できないため、ここではヒメギス属の一種としています。
ヒメギスは湿り気を好み、水辺に生えるヨシやススキ、セイタカアワダチソウなどの草むらでよく見られ、これらの葉の上にいることが多く、地面にいることはまれです。
キリギリスの仲間としては、生息数が多いとされますが、同じような環境で見られるオンブバッタなどより警戒心が強く、人が近づくと素早く草間をすり抜けて逃げるため、目にする機会はあまりありません。
水槽内ではそれほど素早く動き回りませんので、この機会に一風変わったキリギリスの姿を、ぜひご覧ください。


鋭い目つきと真っ赤な指先「クシテガニ」展示開始

展示開始日:2018年4月27日(金)~

クシテガニ (櫛手蟹)

学名:Parasesarma affine
甲幅: 2~4cm
採集場所: 東京湾
展示場所: 相模湾ゾーン 干潟水槽


東京湾から九州、中国、台湾に分布します。
今回展示した個体は、東京湾で行われた調査で採集されたものです。
先端が赤いハサミの上縁に、クシを思わせる凹凸が並ぶのが和名の由来となっています。

干潟の発達する河口域に生息します。
生息環境の減少から希少な種となっており、日本ベントス学会による「海岸ベントスのレッドデータブック」で、絶滅危惧II類に指定されています。
相模湾での記録は、1980年代以前の図鑑に生息が明記されているものの、当館が行っている近年の調査では確認されていません。
干潟水槽内に設置してある小水槽内に展示しました。

生きた状態で展示されることがほとんどない珍ガニを、ぜひご覧ください。

※本種の生態から、隙間に潜んで見えにくい時があります。ご了承ください。

関連航海採集日誌
2018/02/28 東京湾干潟調査


春本番!おめで鯛「キダイ」を展示開始!

展示開始日:2018年4月23日(月)~

キダイ (黄鯛)

学名:Dentex hypselosomus
英名:Yellowback seabream
スズキ目 タイ科
採集場所:江の島沖(水深 78m)のアマダイ釣りにて採集
展示場所:太平洋 (冷たい海)


マダイ、チダイなどと共に、名前にタイのつく魚の一種です。
成長しても 40cm程にしかならず、背には黄色い斑紋があるのが特徴です。
30m以深の海底近くにすむため、沖合いの底引き網や釣り等で漁獲されます。
本個体は江の島沖(水深 78m)のアマダイ釣りにて採集されました。
食用としても美味しいため、マダイの代用ではなく、別名レンコダイと呼んで珍重される場合もあります。

当館では、チカメキントキやアカアマダイ、ヒメ等の同じ赤い体色の魚たちと混泳していますが、紅、朱、橙、緋・・・ 何十種もある和色の赤に当てはめて見比べていただくと、ちょっと楽しいかもしれません。


毒蛇ハブに勝る猛毒をもつといわれる「ハブクラゲ」展示開始!

「ウミガメの浜辺」でアオウミガメの子が生まれました。 8月20日(月)より 子ガメの展示を開始!

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