太平洋

北の冷たい海から
美しいサンゴ礁の海まで

相模湾は、北から流れる寒流「親潮」と、南から流れる暖流「黒潮」2つの潮の影響を受け、海洋生物が数多く生息する豊な海です。
北の冷たい海から、美しいサンゴ礁の海まで旅をしながら、地球環境と生命の多様性を感じることができます。

クラゲファンタジーホール

親潮は、北の海の命の親。

北からの冷たい海流「親潮」は、栄養分をたっぷり含んで、北の海の生き物たちを育てる親のようなので、この名で呼ばれています。
北の海は、太陽の光が弱く、海の中の景色も暮らす魚たちも落ち着いた地味な色をしています。また、同じ生物がたくさん暮らし、種類自体が少ないのも特徴です。

黒潮は、色あざやかな命をはぐくむ。

黒潮は、赤道のあたりからやってくる、世界でも有名な強くて速い暖流です。黒潮の通り道である亜熱帯の海は、太陽の強い光がたくさん降り注ぎ、あたり一面明るく色鮮やかな環境を作っています。

ここでは、生き物の種類がとても多く、それぞれはあざやかな模様を身につけています。その模様で仲間を見分けたり、変わった模様で敵の目をあざむいて身を守ったりしているのです。

オオカミウオ(冷たい海)

オオカミウオ(冷たい海)

カクレクマノミ(暖かい海)

カクレクマノミ(暖かい海)

トラフザメ(暖かい海)

トラフザメ(暖かい海)

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