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新着生物

夜中に出歩く怪力蟹「イボイワオウギガニ」展示開始

展示開始日:2019年1月6日(日)~

イボイワオウギガニ (疣岩扇蟹)

学名:Eriphia ferox
十脚目 イソオウギガニ科
殻幅 4cm

採集場所: 相模湾(三浦半島長井地先)
展示場所: 相模湾ゾーン 相模湾キッズ水槽


房総半島より南の太平洋とインド洋沿岸(ハワイ諸島~アフリカ)の広い範囲に分布しますが、近年の研究で日本近海のものとインド洋のものは別種であることが示されています。
トゲで覆われた濃紫色のボディと、ギラギラと赤い眼が勇ましいカニです。
南方系の種が多いイソオウギガニ科の中では寒さに強いようで、展示個体は2018年12月に地先の岩礁海岸で夜間探索を行った際、極寒の岩上で活動していました。

波当たりの強い岩礁域を好み、オウギガニの仲間としては珍しく陸上で行動します。
1日のほとんどの時間を岩穴に隠れて過ごしますが、夜に潮が引くタイミングで干出した岩の上に出てきて、獲物を探して歩き回ります。
特にカサガイやヒザラガイの仲間を好み、強く張り付いたこれらを、持ち前の怪力で岩から引きはがして食べます。また、巻貝やヤドカリに対しては、強靭なハサミで貝殻のふちから砕き割っていき、器用に中身を取り出して食べます。

特別珍しい種というわけではありませんが、生きた状態での展示は珍しく、当館では2回目の展示になります。
小さくも魅力的なその姿をご覧ください。
※隠れる性質が強く、全身が見えにくい場合がございます。予めご了承ください。


おめでたい「ホテイウオ」を展示開始

展示開始日:2018年12月28日(金)~

ホテイウオ (布袋魚)

学名:Aptocyclus ventricosus
英名:Smooth lumpsucker
カサゴ目 ダンゴウオ科
分布: 太平洋側は相模湾より北、日本海側は若狭湾より北の太平洋北部
展示場所: 太平洋


ホテイウオという名前は七福神の「布袋さま」に由来します。
浅場から水深 1,700mに生息し、相模湾でもまれにみられます。
外洋で成長し、成熟すると浅海に戻ってきて岩礁で産卵します。
産卵するとメスは死亡しますが、オスは生き残ります。
外洋では主にクラゲを食べ、そのほかにオキアミやゴカイの仲間などを餌としています。
水槽内では、お腹の吸盤でアクリル面や岩などにくっついています。

展示を開始したのは、のとじま水族館よりやってきた赤ちゃんたちが大きく育った個体です。
全長 10cmほどで愛らしい姿をしていますが、成長すると全長 40cmほどになります。

[協力] のとじま水族館


茹でてないのに真っ赤。
原始的なカニ「アサヒガニ」展示開始

展示開始日:2018年12月11日(火)~

アサヒガニ (朝日蟹)

学名:Ranina ranina
英名:Red flog clab
十脚目 アサヒガニ科
展示場所: 相模湾ゾーン(相模湾キッズ水槽)


相模湾からハワイ諸島、インド洋までの温かい海に分布します。
原始的なカニとされ、折りたたまずに伸びた腹部(はかま、ふんどし)とスパナのような形をしたハサミなどの特徴を持ちます。
また、体の後ろにまとまっている平たい脚は砂に潜ったり、短距離を泳ぐためのもので、カニとしては珍しく、横ではなく前後に移動します。
各国で食用にされており、日本では九州南部や種子島周辺では特産物として賞味されています。
一方で、漁獲量が減っており、近年では種苗生産や養殖の研究が行われています。
当館では過去に数回の展示例があります。
成体でも長期飼育が難しいカニですが、このたびバックヤードにて状態良く砂に潜り、摂餌を確認しましたので展示することにしました。
動くことはほとんどありませんが、カエルのような不思議なたたずまいをぜひご覧ください。

[協 力] 相模川ふれあい科学館 アクアリウムさがみはら

※生物の状態によって、短期間の展示となる可能性があります。ご了承ください。


おさかな界の真っ赤なルビー「ホウセキキントキ」展示開始

展示開始日:2018年11月28日(水)~

ホウセキキントキ (宝石金時)

学名:Priacanthus hamrur
英名:Moontail bullseye
スズキ目 キントキダイ科
採集場所: 相模湾(江の島定置網)
展示場所: 相模湾ゾーン 沿岸水槽


ルビーのように鮮やかな赤い色が名前の由来で、キントキ(金時)も赤を意味します。
主に暖かい海の水深 100m前後に生息しますが、水深 250m付近でも見られます。昼間は暗い岩穴などに隠れ、主に夜活動します。

キントキダイの仲間は日本に数種おり、どれもよく似ていますが、本種は尾鰭の中央が三日月型に湾入するのが特徴です。
神経質な魚ですが、暗い水槽に群れで飼育すると落ち着き、餌も良く食べるようになります。
これまでは病気等のため短期の展示に終わっていましたが、今回は順調に蓄養ができたため、良い状態で展示することができました。


まるでトカゲ?ワニ?ヘビ?
爬虫類のような魚「マエソ」展示開始

展示開始日:2018年11月24日(土)~

マエソ (真狗母魚)

学名:Saurida macrolepis
英名:Brushtooth lizardfish
ヒメ目 エソ科
採集場所: 相模湾(江の島定置網)
展示場所: 相模湾ゾーン 沿岸水槽


細長い体に大きな眼、大きく裂けた口に鋭い歯、全身を覆う大きな鱗。まるでトカゲとワニ、ヘビの特徴を併せ持ったような魚です。
同じエソの仲間には「ワニエソ」や「トカゲエソ」のように爬虫類の名前の付いた種もいます。
普段は砂の中に身を隠して獲物を待ち伏せ、成長すると 50cmほどになります。
相模湾で普通にみられますが、スーパーなどにそのまま並ぶことはほとんどなく、すり身の原料になるのが一般的です。
過去にも飼育経験はありますが、餌を食べるまでに至らず、展示が難しい魚でした。
今回、地元の定置網から良い状態で入手でき、順調に餌付いたたため、展示に至りました。


イワシの名を持つ和製レインボーこと「トウゴロウイワシ」展示開始

展示開始日:2018年11月22日(木)~

トウゴロウイワシ

学名:Hypoatherina valenciennei
英名:Flathead silverside
トウゴロウイワシ目 トウゴロウイワシ科

採集場所: 相模湾西部 (小田原市江之浦漁港)
展示場所: 相模湾ゾーン (シラスサイエンス)


相模湾からインド洋にかけて分布します。
最大全長 20cmほどになる魚で、群れで泳ぎ回る性質と細長く銀色に輝く体はマイワシやカタクチイワシといった「ニシン目のイワシ」とよく似ていますが、分類上は異なるグループ「トウゴロウイワシ目のイワシ」です。
食用魚としては馴染みの薄い仲間ですが、ニューギニア島やマダガスカル島の淡水に適応した仲間が「レインボーフィッシュ」の名で観賞魚として親しまれています。

この度、相模湾西部にある江之浦漁港で釣り採集した個体を状態よく水族館に搬入できました。
シラスから育てたカタクチイワシと直に比べて見ていただきたくて、あえて「シラスサイエンス」左端の水槽に収容しました。
体の色、形、動きともよく似ていますが、ニシン目イワシ類には 1つしかない背ビレが 2つあり、頭が細くて口が小さいです。
当館初展示となります。よく観察して見分けてみてください。

※生物の状態によって、短期間の展示となる可能性があります。ご了承ください。


岩登りが好きな黒い触手のナマコ
「クロエリナマコ」えのすい初展示

展示開始日:2018年11月17日(土)~

クロエリナマコ (黒襟海鼠)

学名:Personothuria graeffei
海鼠綱 楯手目 クロナマコ科
採集場所:フィリピン
展示場所:太平洋 トロピカル水槽


日本では沖縄南部に生息し、海外ではインドネシア・フィリピン・オーストラリア・グアム・紅海など広く分布しています。
見た目は地味ですが、餌を食べるために利用する触手が黒く、目立つことで他のナマコと見分けることができます。
水深5m~20mの岩礁帯に生息し、水槽内でのようすを観察してみても砂地よりも岩場を好み、擬サンゴの枝の上などかなり活発に登ります。

展示個体は、「海の手配師」と呼ばれる石垣 幸二氏がフィリピンにて直接採集されたもので、えのすい初展示となります。


釣り師の憧れGT 「ロウニンアジ」展示開始

展示開始日:2018年10月23日(火)~

ロウニンアジ  (浪人鯵)

学名:Caranx ignobilis
英名:Giant trevally
スズキ目 アジ科
譲渡元:東海大学海洋科学博物館(静岡県静岡市清水区三保)
展示場所: 相模湾ゾーン 相模湾大水槽


インド洋から南太平洋に分布します。
全長 1.5m以上、体重50kg以上にもなる世界最大のアジです。

多くが釣りの対象となっているアジ類の中でも、巨大でパワフルな本種は特に人気が高く、英名 Giant trevally を略したGT(ジーティー)の愛称で親しまれ、熱烈な一部の釣り人を引き付けてやみません。
日本でも、沖縄や小笠原諸島では、本種とその近縁種を対象としたルアー釣り専門の遊漁船が出るほどです。
幼魚は河口域にもよく出現し、近縁他種のものと合わせて「メッキ」と呼ばれ、やはり釣りの対象となっています。

相模湾にも夏から秋にかけて幼魚が出現します。
寒さに弱く、本州沿岸では季節来遊魚と考えられていますが、まれに大型の個体が漁獲されることもあり、越冬に成功している可能性をうかがわせます。
当館では、数か月前より相模湾大水槽 2階の「潮溜り(タイドプール=通称:じゃぶじゃぶ池)」で、地先のシラス漁で混獲された幼魚を展示していますが、これまでに、成魚を長期間にわたって展示飼育した例はありませんでした。
このたび、静岡県にある東海大学海洋科学博物館より、全長 50cm程度に育った個体を搬入させていただき、当館の相模湾大水槽で展示するはこびとなりました。ぜひ、ご覧ください。

[協 力] 東海大学海洋科学博物館


白くて巨大なハサミが目立つ「ハクセンシオマネキ」展示開始

展示開始日:2018年9月4日(火)~

ハクセンシオマネキ (白扇潮招き)

学名:Uca lactea
産地: 瀬戸内海
展示場所: 相模湾ゾーン 干潟水槽


相模湾から九州、種子島、朝鮮半島、中国、ベトナムに分布します。
日本から 9種類ほどが知られるシオマネキの仲間では最も北まで分布し、三浦半島の小網代湾(神奈川県三浦市)が北限生息地となっています。
河口干潟に生息し、少し砂まじりの底質を好むとされますが、軟らかい泥底から、小石まじりの場所まで幅広くすみかとして利用します。

雄の片方のハサミが巨大に発達し、これを動かして求愛やなわばり主張を行います。
大きく「おいでおいで」をするような動きが、潮の満ちるのを手招きしているように見えることから「シオマネキ」と呼ばれます。
もう一方の小さなハサミを素早く動かして、泥の中の小さな餌をついばむようすも面白いです。

このたび、西日本産の本種を生きた状態で入手することができましたので、展示いたしました。
野外では警戒心が強く、人が近づいたり、巣の近くで動いて見せると隠れて出てきません。環境に慣れるまでは見えにくいかも知れません。
チゴガニより少し大きい、直径 0.7~1.5cmくらいの穴が本種の巣です。そっと探して見てください。


珍種ガニ よくよく見たら超珍種
「ツブイボショウジンガニ」展示開始

展示開始日:2018年8月5日(日)~

ツブイボショウジンガニ (粒疣精進蟹)

学名:Plagusia immaculata
甲幅: 約 3cm
採集場所: 相模湾(江の島地先)
展示場所: 相模湾ゾーン 相模湾キッズ水槽


2018年7月26日、迫る台風12号に備えて江の島の定置網が陸揚げされた際、作業中の漁師さんから漁具に付いていたカニを数個体譲っていただきました。
それらを調べてみたところ、日本ではわずか数例しか記録のないレア種がみつかりました。

インド洋と太平洋(アフリカ大陸東岸からインド洋を経てコロンビアのゴルゴナ島まで)に広く分布するカニですが、相模湾からは初記録であり、本種の分布北限記録となります。

近縁のイボショウジンガニとそっくりですが、体の各所にある毛の量が少ないことや、腹部の形が異なることを併せて比較して判断しました。
この仲間は、動きが非常に素早いだけでなく、泳ぐのも得意です。
生きた本種を水槽で展示飼育するのは初めてです。水槽内でどんな動きを見せてくれるか、興味津々です。ぜひご覧ください。

※本種の生態から、隙間に潜んで見えにくいことがあります。ご了承ください。