2017年01月10日

イサキと名の付くハナダイの仲間
「アカイサキ」えのすい初展示!!

  • 展示開始日:2017年1月10日(火)~
  • アカイサキ (赤伊佐木)
  • 学名:Caprodon schlegelii
  • 採集場所: 相模湾(真鶴沖 水深 70m)
    展示場所: 深海l

名前にイサキと付きますが、地味なイメージのイサキと異なり、色鮮やかな種が多いハナダイの仲間(ハナダイ亜科)です。
相模湾以南の太平洋沿岸やオーストラリア東西岸、ハワイ諸島、チリなどの熱帯、亜熱帯に分布し、水深 40~300mの深場に生息しています。
雌雄で体色が異なり、展示個体の雌では、雄に比べ赤色が濃く、背びれから背にかけて薄茶色の斑紋があるのが特徴です。
雄は体が全体的にピンクがかり、雌よりも色鮮やかで、頭に黄色い筋模様が入ります。
釣り採集の際には、深場から引き上げる時の圧力変化に弱い魚ですが、今回、釣船「天恵丸」さんのご協力により状態の良い個体を入手することができたため、展示にいたりました。

深海Ⅰ-JAMSTECとの共同研究-

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