2018年04月18日

ヒゲダイが身だしなみを整えた?「ヒゲソリダイ」展示開始

  • 展示開始日:2018年4月18日(水)~
  • ヒゲソリダイ (髭剃り鯛)
  • 学名:Hapalogenys nigripinnis
  • スズキ目 イサキ科
    全長 約 30㎝
  • 採集場所:相模湾(江の島地先)
    展示場所:相模湾ゾーン 相模湾大水槽

青森県から九州までの日本と、朝鮮半島から中国、台湾に分布しており、水深 20~80mの大陸棚砂泥域に生息します。
今回の展示個体は、2018年3月11日に江の島地先の定置網で漁獲されました。
相模湾では少なく、新江ノ島水族館への搬入歴は過去に数回あるだけです。
姿かたちがよく似た種類として、同じイサキ科のヒゲダイとコショウダイが相模湾大水槽にいます。
ヒゲソリダイは、体側に斜めに走るストライプ模様がコショウダイの若い個体に、体高がある体つきと尖った精悍な顔つきはヒゲダイに、それぞれよく似ています。
そして、その和名が示す通り、その下あごにはひげが目立ちませんが、よく見ると、ごく短いひげが、細かく並んでいます。
際立った特徴はないものの、他に類を見ない雰囲気を持つ珍しい「ヒゲソリダイ」を、ぜひご覧ください。

相模湾ゾーン

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