西太平洋に分布し、日本では沖縄などに生息するオキナワハゼの仲間です。
オキナワハゼの仲間は体長が 10cm以下と小さいですが、その中でも本種は特に小さく、体長が 2cmほどしかありません。
体には白の縞模様が入り、各ヒレには黒いドット模様があるのが特徴的です。
日中は物陰に隠れてじっとしていることが多いですが、餌の動物プランクトンが入ると動き出します。
上皇陛下が 2021年にオキナワハゼの新種の発表をされたことにより、オキナワハゼ属の仲間は日本国内で 12種となりました。
そのうちの一種である小さなヒレグロフタスジハゼをぜひご覧ください。