2002年4月5日、琉球海溝水深 7,217mの海底で奇妙なクシクラゲが海洋研究開発機構(JAMSTEC)の無人探査機「かいこう」によって撮影され、つい先日その映像が発表されました。
クラゲというと普通、水中をゆったり漂っているようなイメージがありますが、今回撮影されたクラゲは 2本の長いフィラメントの先端を海底にちょうどアンカーを打つようにして付着させて、凧のように浮いているそうです。
私はクラゲ担当でありながら、その不思議な姿を写真で見てびっくりしました。まだまだ深海には未発見の生物がたくさんいるんですね。
新江ノ島水族館の深海コーナーにも、深海で採集してきたおもしろい生物がたくさんいますのでぜひ見に来てください。