海藻を発酵させる際に出るメタンガスを使った新たなバイオマス発電システムが、実用化に向けて検討されているそうです。
バイオマス発電とは、従来、食品廃棄物や家畜のふん尿、木材のチップなどを利用し、発酵させて出るメタンガスを使って発電することです。
現在 日本の各地の海辺では、繁殖した大量の海藻が流れ着き、腐敗し悪臭や景観を損なう被害が発生しているそうです。また漁場を保護する目的で植え付けられたコンブも一年で刈り取られるため、海藻の焼却処分に数千万円もかかるそうです。
海藻を使って発電することにより、海岸に流れ着いた海藻がこれからは減るかもしれませんね。