2008年06月27日
トリーター:北田

深海生物展通信第 20号

現在、展示するパネルなどの文章・画像の(ほぼ)最終チェックをおこなっています。
パネルはデザイナーさんの手によりかっこいい仕上がりになっています。
映像の方もカメラマンさんに作成にとりかかっていただいております。きのう「深海クイズ第二問(第 10号)」の完成ビデオを見てきました!
私たちも標本の作製、展示物の作成、大型展示物搬入の確認、作業日程確認とバタバタしております。

いよいよ、近くなってきました。

話は変わりますが、先日の水圧実験で実はブラインシュリンプの卵も実験していました。
ブラインシュリンプは、“えのすい”では主にクラゲの餌として使われ、海水に卵を入れて 1日ほど経つと生まれてくる生きたプランクトンです。
水が入らないように卵をチャック袋に 3重にしていれ、650気圧。見た目は変わりませんでした。
次の日海水に入れてきょう、見てみるとちゃんと生まれていました。
驚きです。
650気圧ブラインシュリンプは元気に泳ぎ回っています。
今後どうなるのでしょうか・・・


<写真 1>
しんかいブラインシュリンプ6500

<写真 2>
6500mでもスカシカシパンは砕けない

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深海Ⅰ-JAMSTECとの共同研究-

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