8月15日はみなさんもご存知の通り終戦記念日ではありますが、実はこの日、別の記念日でもあります。
タイトル通り「刺し身の日」。
時代を遡ること 1448年に、「刺し身」という言葉が文書に登場した日であります。
時は室町時代後期、書記官であった中原康富という人物の日記の一節に『鯛なら鯛とわかるようにその魚のひれを刺しておくので刺し身、つまり「さしみなます」の名の起こりとあり』、これが文書に初めて登場する刺し身に関する記録とされています。
現在当館の「食卓の魚コーナー」では、日本の伝統料理「すし」をテーマに生物展示を行っています。
主な展示生物はマアナゴ・マイワシ・マダコ・ウニなど、他にも多数展示しています。
またこの時期、相模湾で水揚げされる「旬な魚」たちは、マイワシ・マアジ・イサキ・スズキ・トビウオ・タチウオ・マアナゴ・マゴチ・マコガレイ・アオリイカ・サザエ・アワビ・ガザミなどであります。
みなさん、この猛暑を乗り越えるために、目で味わう旬も良し、また舌で味わう旬も良しということで、新江ノ島水族館をはじめ江の島界隈に「旬」を求めて出掛けて見てはいかがでしょうか?