こんにちは。新人トリーターの佐野です。
よろしくお願いします。
相模湾大水槽の一角にきょうも賑わう場所があります。
スロープの途中にある丸い窓の向かって右側です。
ここにはホンソメワケベラたちが棲んでいます。
他の魚の寄生虫を食べるクリーナーフィッシュとして有名です。
彼らは特定の場所に棲んでおり、ほかの魚たちもそれをわかっているようで、きょうも掃除されたい魚たちが集まってきます。
本日の来訪者はクロダイ、ニザダイ、ニセカンランハギ、モヨウフグにイシダイです。
ところがホンソメワケベラは 2尾しかいませんでした。
そこで各々やってもらおうとアピール。
クロダイは胸びれを頭の方に向けてバンザイ状態。
ニザダイは横になってゆっくりホンソメワケベラの周りを泳ぎます。
ニセカンランハギは背びれを立て、モヨウフグはえらを全開にしてのアピール。
イシダイは、ホンソメワケベラがモヨウフグに近づいてきたところに割り込み作戦。
それぞれいろんな恰好をしていますが、目だけはホンソメワケベラにチラチラと熱い視線を送っています。
さて、この中からホンソメワケベラは誰を選ぶのだろう?
選んだのはモヨウフグ!
背中の上に泳いで行って、さぁ始まるか!!
と思いきや
ただ上に乗っているだけ・・・
しばらくホンソメワケベラをしょって泳いでいましたが、結局掃除してはもらえませんでした。
きょうはホンソメワケベラの気分が乗らなかったようです。
どんまいモヨウフグ!
魚たちはどこが調子が悪いのか教えてくれないので、こうやって見ているとその魚がどこが気になっているのか教えてくれているような気がします。
相模湾大水槽の丸窓、あしたはまた違った来訪者がいるかも。
ぜひ立ち止まってみてくださいね。