~“えのすい”のカマイルカたち~
こんにちは、鈴木です。
寒い日が続きますね。まだまだこれからも寒くなりますが、一応暦の上では春になったようです。
きょうは立春です。
そう思えば、きょうの日中、イルカプールに降り注いだ寒さを癒す恵みの日差しは、きのうまでの冬のそれとは違い、何となく春の心地がしたように感じました。
・・はい、多分気のせいです。
そんな思いはつかの間、夕方近くには冷たく荒れ狂う海風が立春を吹き飛ばしていきました。
まだまだ冬将軍の天下は続きそうですね・・。
さて、今回もイルカ入門やらせていただきます!
前回までは“えのすい”のバンドウイルカをご紹介しましたが、今回はカマイルカをご紹介いたします。
クロス(♂)
1978年 2月に“えのすい”にやってきました。日本で飼育されている中でも有数の長寿カマイルカです。
高齢ですが、一緒に暮らす若い「セブン」に負けないくらいまだまだ元気です。
背中の丸い傷と、胸びれの内側の付け根がピンク色なのが特徴です。
セブン(♂)
2003年 5月に“えのすい”にやってきました。「クロス」に比べて目が腫れぼったい印象です。
以上、この 2頭が“えのすい”で暮らすカマイルカです。
あれ、ちょっと短かったですか?
いつも長いので、たまには短いのもいいですよね(笑)
カマイルカは、メインプールの左隣にあるサブプールで見ることができます。
ちょっと難しいかも知れませんが、「クロス」の特徴を踏まえて、この 2頭を見分けてみてくださいね。
上からでは背中しか見えないし、ちょっと分からない・・というみなさん、ご安心ください!
サブプール前の階段を下りると地下があり、そこからプールをガラス越しに観察することができます。
機敏に泳ぎ回っていることが多いので、泳ぐのが速すぎて特徴を観察しづらい・・というみなさん、そんな時はガラス面の前でよーく観察してみてください!
逆に 2頭がこっちを観察しに、ガラス近くに来ることがありますよ。
カマイルカはショーには参加しませんが、動きが機敏で体色も美しく、見ていて本当に面白く、大変魅力があるイルカです。
イルカショースタジアムにお越しの際は、ぜひカマイルカも見てくださいね。
バックナンバー
[
えのすいイルカ入門]
[
えのすいイルカ入門 2]
(左)セブン (右)クロス