旧江の島水族館 開館当初の頃のパンフレット9周年 9月はスペシャル 9ラゲ月!
ということで、今月は 9ラゲにまつわる小ネタを随時お届けいたします。
9は 9ラゲの 9~(その 1) 9ラゲにこだわるわけ
旧( 9!)江の島水族館の頃から、当館はなぜこれほど 9ラゲにこだわっているのでしょう?
それは、クラゲの研究者であった昭和天皇に、クラゲをお見せしたかったから、というのが大きな理由です。
皇室の方々は、近くにある葉山の御用邸でのご静養の際に、しばしば当館へお越しくださいます。9ラゲを育てている裏方の研究室(ガラス製の扉越しに、お客さまの観覧エリアから、中の作業風景をご覧いただくことができます)には、昭和天皇がお手にされ、 9ラゲをご覧になった天眼鏡が、今も保管されています(たまにスタッフが使っています)。
さて、ここに載せた画像は、9江の島水族館の開館当初の頃のパンフレットの 1ページです。昭和 29年の開館ですが、その頃からすでに 9ラゲを重要な展示生物のひとつとして位置付けていたのだそうですよ。