クラゲプラネット(海月の惑星)9周年 9月はスペシャル 9ラゲ月!
ということで、今月は 9ラゲにまつわる小ネタを随時お届けしています。
9は 9ラゲの 9~(その 23) 海王星の日
1846年の 9月 23日、ベルリンの天文台で、太陽系第 8惑星である海王星が発見されました。
というわけで、きょうは「海王星の日」なのだそうです。
海王星は、ネプチューン。オリンポス 12神のひとりで、海、河川、泉、地震の神です。
水族館にもご利益がありそうな神様ですが、ギリシャ・ローマ神話の神様って、羨ましいくらいに自由奔放な感じですからね~。
この海王星、そもそもどのようにして発見されたか。
既に発見されていた、ひとつ内側の天王星の軌道が時々ずれることから、その原因となるほかの惑星があるにちがいないと考えた 2人の数学者が、何度も計算を繰り返して、この海王星の場所を割り出したのだそうです。
机上の空論、というといい意味では使われませんが、海王星は論理の上に発見された惑星なのですね。研究者ってすごい!
クラゲを採集したり観察したりする際も、理論や知識をあらかじめインプットしてから臨むと、成果が高まることがあります。
少し予習をしておくだけで、見えるものが増えてきて、世界が広がる、一滴の水の中にも宇宙がある、と、私は常々実感ながら、楽しく暮らしております。
9は 9ラゲの 9~ バックナンバー
[
その 1 9ラゲにこだわるわけ]
[
その 2 歴史の重み]
[
その 3 「756」に続け!]
[
その 4 そのクラゲ有毒につき]
[
その 5 「クラゲ」の語源]
[
その 6 お盆過ぎにクラゲがたくさん出るわけ]
[
その 7 「ポリプ」です。お見知りおきを。]
[
その 8 クラゲのパクパク運動]
[
その 9 9周年 9月 9日スペシャル 9ラゲデー]
[
その 10 クラゲのことわざ(1) 命あれば海月も骨に会う]