きょぅから新年度がスタートし、“えのすい”の周りでもお花見のできる良い季節になりました。
さてさて春になり、食事も春らしくといきたいところですが、実はまだまだ深海魚はうまいんです。
2月に駿河湾の底曳漁に出向いて「メンダコ」を採集し、「メンダコチャレンジ2014」と題して皆さんにも経過をお伝えしていきました。
その底曳網漁は、本来私たちの食卓に上がる深海魚やエビの仲間を獲る漁です。
例えば、今回の題目にもなっている「トロボッチ」や「二ギス」、鍋に美味しい「アンコウ」。
または、「手長エビ(アカザエビ)」や「甘海老(深海エビ色々まとめて)」などです。
今回の漁では主に「トロボッチ」が多く漁獲されました。
「トロボッチ」とは、またの名を「メヒカリ」ともいって、正式に標準和名では「アオメエソ」という水深 200~ 400m付近にすむエメラルドグリーンの大きな眼が特徴的な深海魚です。
私の住む静岡県沼津では、10月位になるとこのトロボッチ(アオメエソ)が 1盛り( 20匹位)数百円で普通にお魚屋さんに並ぶようになり、この春まで見ることができます。
春になるとちょっと値が上がりますが、冷凍物がインターネットなどで購入できます。
天ぷらやから揚げにすると骨まで食べられて、栄養満点!!の深海魚です。
私の子供たちも骨まで食べてくれます。
今回の底曳網漁でお世話になりました戸田の水八丸さんのご厚意で、たくさんのトロボッチ(アオメエソ)をお土産にいただき、家の冷凍庫で冷凍しておいたものを、から揚げにして食べました。
いや~美味しかった!!
ぜひみなさんにも食べていただきたいと日誌に書いた次第です。