2014年07月18日
トリーター:冨永

今週のおすすめ

ナイトアクアリウムナイトアクアリウム

みなさんこんにちは! 7月も半ばに入り夏到来ですね!
きょうはそんな暑い夏の夜に神秘的な世界へといざなう“ナイトアクアリウム”( 7/ 20~)をご紹介します。
みなさんが見ることの多い明るい光のもとの生き物たち。優雅に泳いでいる姿はとても魅力的ですね。しかし、生き物たちはみんな夜の顔をもっています。暗い水槽の中で青い光に照らされた生き物たち。きっとみなさんのイメージを大きく変えるかもしれません。
たとえば・・・


マツカサウオ (相模湾ゾーン、沿岸水槽)

黄色くて丸い体に黒い網目状の線が入っているマツカサウオ。ゆっくりふわふわと泳いでいます。そのままでもとてもかわいいのですが、夜になるとマツカサウオのあるところが光だします! マツカサウオはそのある部分に発光バクテリアを共生させていて、そのバクテリアによって光を放ちます
さあ、みなさんマツカサウオのどの部分が光るのかよ~く観察して見てくださいね!


アブラボウズ・タカアシガニ

あまり知られていませんが、アブラボウズもタカアシガニも深海の生物。本来、暗い海で生活することが多いこの 2種も普段と違う姿を見せてくれます。特にアブラボウズは明るい時間は岩の隙間でじっとしていることが多いのですが、夜の水槽ではみなさんの前に出てきてくれます。このアブラボウズ、成長すると 150cm位まで大きくなります。“えのすい”で暮らしているアブラボウズはまだ 60cmほど。それでももりもりとご飯を食べて水族館にやってきた時よりもとても体格がよくなりました。青い光のもとに照らされた迫力満点のアブラボウズをぜひみてください!

この他にも、体の色が変わる魚。泳ぎ方が変わる魚。普段はあまり見ることのない生き物たちのもう一つの世界をのぞいてみませんか。

相模湾大水槽
“えのすい”で最も大きな相模湾大水槽。今回、ナイトアクアリウムでは世界初となる水槽に3Dプロジェクションマッピングが映しだされます。まるで深い深い海の中に潜っていくような感覚。その中で、大水槽の魚たちが自由に泳ぎまわります。どこまでも続く海の旅へ魚たちと出発です。

みなさんぜひ、ナイトアクアリウムへ冒険に出かけましょう!!


そして、これは私ごとですが、近いうちに フィンズ のショーへダイバーとして参加します。櫻井トリーターの日誌 [2014/ 07/ 03 雨女] で練習風景も紹介していただきましたが、なんとか出演できることとなりました!櫻井トリーター、毎回根気強く練習にお付き合いいただき本当にありがとうございました。みなさんに楽しんでいただけるようにこれから一生懸命頑張ります!


※特別企画「ナイトアクアリウム」は 11月 30日をもって終了いたしました。

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