2014年12月19日
トリーター:植田

マナマコタッチ豊富になりました

タッチプールのナマコボックスタッチプールのナマコボックス

前回のこのページでお知らせした、タッチプールのナマコボックスのその後です。
[ 2014/ 11/ 17 冬場の漁が始まったそうです ]

12月に入って、ナマコ漁が本格化したとのことで、ちょくちょく立ち寄る三浦方面の漁協に行ったところ、マナマコが獲れていました。とりあえず 13個体ほど入手しました。
個体はどれも「アカコ」と呼ばれる赤褐色の地の色に茶色い斑入りの模様の入ったタイプで、大人のこぶし大からその半分程度まで、大きさもバラエティーに富んでいます。只今、タッチプールの最も高さの低い水槽に漬けられた、アクリルケースに入っています。

このケースは、腕が 1本入るほどの直径の手を入れる穴が開いた構造になっており、ナマコを触りたいお客さまは、腕をかなり奥の方まで突っ込まないとナマコに当たらない工夫が施してあります。野外の磯場で岩の裂け目に手を突っ込んで、生きものを探るような感覚です。
ただし、自然の磯場との違いは、ケースの中にはナマコ以外の生きものはいないということです。ナマコしかいないとわかれば、あとはナマコを触りたいかどうかの気持ち次第です。
時に硬く、時に軟らかく、複雑に変化するナマコの触感は何ともいえないでしょう。一度お試しあれ。

タッチプール

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