あけましておめでとうございます。今年もどうぞよろしくお願いいたします。
当館で毎年恒例となっている元旦の江島神社初詣に行きましたが、今年はいつになく寒かったです。さきほどははげしく雪が舞っていました。インフルエンザも流行中です。みなさま、お体にはお気をつけください。

2015年。新江ノ島水族館にとっては 11年目、旧館から数えると 61年目となります。諸先輩方のご努力、みなさまの応援があってこその「今」と思っています。そういった意味で、感謝の気持ちでいっぱいです。

新館になってからの 10年はいろいろなことがありました。魚類チーム関係だけも、化学合成生態系水槽オープン、ジャンプ水槽オープン、相模の海リニューアル、しんかい2000展示、クラゲリニューアル、ウミガメの浜辺オープン・・・などなど挙げはじめたらきりがありません。その中でも昨年は、開館時からの目標のひとつであった「シラス展示」を成功させるに至りました。本当にうれしいですし、誇りでもあります。

新たな 1年目に際して、「相模湾と太平洋」そしてそこにすむ「生き物」たちの命の尊さ、すばらしさをお伝えしていくために、あらためて初心に帰り、果敢にチャレンジし、飼育技術の向上、水族館人としての磨きをかけていきたいと考えています。

さて、いつになく寒いと書きましたが、そんな季節は我々にとっては深場の生き物入手のチャンスです。新たな展示展開がある際は、ホームページをはじめとしたツールを使って発信していきます。すでに準備が整いつつあるものもあります。ご期待ください。