イラ

今週の見どころを紹介します。

相模湾大水槽のイラ
先日の笠川さんの日誌でも紹介した、大水槽の新入り、ピンクで目立つイラです。
潜るとほぼ 100％ついて泳いできます。
しかも至近距離。
油断しているとマスクに突っ込んできます。
かなり物怖じしない性格なのか、つついてもつかんでも懐にそっと入れても嫌がりません。
むしろどんどん距離を詰めてくるので、いつも触りながら後ずさりしてます。
歯は、オオカミウオみたいなすきっ歯で、近くで見るとちょっと間抜けなかんじがします。
ショーやショー後のダイバーとイラの距離感をお楽しみください。

相模湾大水槽のハリセンボン

ハリセンボン
大水槽の岩陰に隠れていることが多く、たまにしか表に出てきませんが、ハリセンボンが 1匹います。
ショー後にエビをあげたりして、みんながかわいがっています。
ハリセンボンの餌の食べ方は、ぐちゃぐちゃ噛んで、出して、噛んで、出して、ぐちゃぐちゃ噛んで飲み込む・・という感じで、あまり美しくありませんが、愛嬌があります。
食べてる途中に素早い魚に餌を奪われてしまうこともしょっちゅうなので、お食事中は守ってあげないといけません。
黄色いものが気になるのか、アイゴやマアジ、カワハギなどの黄色い魚が近くを通ると追いかけようとします。
かわいいです。

岩礁水槽のエフィラ

ミズクラゲのエフィラ
春ですね。ここ数日、岩礁水槽にミズクラゲのエフィラが湧いています。
ピンクの小さな花のようでかわいいです。
ちいさいのでよーく目を凝らして探してみてください。
意外といろんな水槽でクラゲが生まれていたりするので、見つかると楽しいです。

太平洋 冷たいエリアのアラ

アラ
若いアラです。キンメダイの釣り船のかたからいただきました。
スマートでかっこいいです。
若いうちは縦じま模様がありますが、成長にしたがい模様が消えていきます。
成長すると 1ｍを超える高級魚です。
あまり獲れないようで、市場に出回っていることは少ないです。
“えのすい”で展示は私の記憶ではこれまでなかったのでは。
キンメダイと一緒に泳いでいます。

タッチプールの巨大アメフラシ

アメフラシ
今朝、漁師さんが持ってきてくれました。
特大サイズです。触れます。
だんだん暖かくなってきましたので、アメフラシシーズンはあと少しでしょうか。
触りたい方はお早目に。