相模湾ゾーン“ジャブジャブ池”今回はやや通好みの生物を紹介します。
ジャブジャブ池
どかんと魚が増えました。トリーターが釣ってきた魚たちです。この時期、一般の釣り師たちが見向きもしない「外道の小物」をたくさん釣って展示するのが、当館のお決まりとなっています。
クロホシイシモチの群れる様はピンクの花が舞い踊るようです。
ハマフエフキ
ハマフエフキ
相模湾大水槽にいます。南方系のフエダイの仲間で、その名の通り、口笛を吹いているような尖った口先が特徴です。先日、N○○の番組内で、本種の集団産卵の特集を放送していたので、覚えている方もいるかもしれません。
水槽内ではそこそこ存在感がありますが、解説板がなかったので、知る人ぞ知る隠れキャラになっていました。
先日解説板を設置しましたので、
フィンズでリクエストしてダイバーを困らせてあげて下さい!
相模の海の水槽群「湘南港」
漁港のイセエビ
先日、相模湾ゾーンの流れ藻水槽を江の島の漁港「湘南港」にリニューアルしました。
漁港といえばイセエビです。岩の隙間を巧みに利用して見えにくいこともありますので、1個体は「漁獲されて岸壁に係留されている」状態で展示しています。こちらはお腹も良く見え、わしゃわしゃとメカニカルな足の動きをお楽しみいただけます。
ハマガニ
ハマガニ
相模湾キッズ水槽の最初にいます。7年くらい前に、新入社員だった根本トリーターと相模川のカニを調査して回ったことがあり、本種は 1個体だけが確認されました。
神奈川県ではかなり希少な陸生のカニです。まだいるところにはいるようで、以前、九州の某河川に行ったときには、1分で 10個体以上見つけられたのを覚えています。
夜行性なので展示を薄暗くしていますので、よく見てみてください。