まだまだ暑いですが、日はだいぶ短くなりました。外灯に飛んでくるコガネムシもめっきり少なくなり、なんだか寂しいです。

さて、少し前に、江の島で採取した卵から生まれたクサフグについてお伝えしました。今回はその続報です。
涼しい部屋で育てていたためか、やや成長が遅かったのですが、生まれて約 2か月半でオタマっぽかった外見はすっかりフグらしくなっています。クサフグ特有の模様はまだなく、メタリックなウグイス色がさわやかです。海水魚としてはかなり育てやすい部類に入るのではないでしょうか。

とっても小さいのですが、思い切ってキッズ水槽に展示しました。よーく覗いてみて下さい。一見、何もいないな～という感じなのですが、ブドウの種みたいなものが見えると思います。それがフグです。短期間の展示となる可能性もありますので、興味がおありの方はぜひ、お早めにどうぞ。