みなさま こんにちは。
最近、地元の漁師さんから頂いた珍種を紹介します。
その 1「タコブネ」
生きているところを初めて見ました。
オウムガイと並び、太古のアンモナイト似の生物としてロマンあふれる存在です。タコブネの方が軟体部(目とか吸盤とか)がタコっぽいです。
浮遊生活を営んでいるといわれ、実際にそういった動画も見かけます。飼育中のものは底とか壁とかにベトッと張り付いていたり、無造作に転がっていたりします。
本調子でない可能性もありますが、餌を差し出すと食べますので、本来こういう行動を取る種である可能性もあるでしょうか。謎です。
※タコブネの展示は終了いたしました。
その 2「ウナギギンポ」
過去に何度か搬入歴がありますが、今回の個体は状態もよかったので、本日展示しました。
ひょろ長い体に立派な背びれが付いており、何となく「リュウグウノツカイ」を思わせます。縦横のシマシマで構成された模様は箱根細工を思わせ、そのトリッキーな動きと合わせて、見ていて面白いです。