アカホシイトヒキクラゲが良い感じです。
現在、クラゲサイエンス一番端のトピック水槽で展示しています。
このアカホシイトヒキクラゲ、私はなかなか名前が覚えられませんでした。
そんなに難しい名前ではないのですが、なぜか、すんなり出てこないのです。
たぶんあまりお目見えすることがなかったからかもしれません。
このアカホシイトヒキクラゲはタイ(東南アジア)にいるクラゲです。
今回も足立トリーターがタイ出張の際に岸壁採集で持ち帰ってきてくれました。
このクラゲ、今までのものは、ほとんどが河口域で採集されたものでした。
塩分も低く、餌もなかなか食べず、何だかなぁ~といった感じで、あまり長持ちせず、展示もままならない状態でした。
でも、今回は、明らかに違います。
大きさもなかなかで、何といっても、水族館到着時の状態がバッチ・グーでした。
拍動もしっかりしています。餌もきちんと食べています!?
なんだぁ・・・ 食べられるのかい。
今までは、ほとんど食べているようすがなかったので、口が小さ過ぎて、今あげている餌(アルテミア)ではダメなのかと思っていました。
大丈夫なようです。
おそらく、今までの個体はあまり状態が良くなく、食べられていなかったのかもしれません。
餌を食べてくれていれば、まずまずです。
これからどうなるかはわかりませんが、なるべく長く展示できるよう頑張ります。
アカホシイトヒキクラゲ。まだ、一瞬、忘れてしまいます。
いつも姿を思い浮かべて思い出します。
傘に赤い粒々(アカホシ)、口腕から糸みたいな付属器(イトヒキ)があるクラゲ。
ぜひ元気な姿をご覧ください。