小さなミズクラゲたちのグラスツリー、本日お目見えしました。
毎年恒例ではありますが、何度見てもやはり心惹かれます。
透明のグラスに浮かぶ半透明のミズクラゲ。ほわっ、ほわっと優しく漂います。
今は沿岸域の魚や深海生物の担当をしていますが、以前クラゲを 8年間担当していたので、グラスツリーを見ると、ああ、今年もクリスマスがやってきたなぁと感じます。
ミズクラゲを一匹一匹すくい、グラスに入れて 1段 1段積む作業をしていたころがなつかしく思い出されます。
この作業は地味ですが、私はけっこう好きでした。
正座をしてグラスに海水を注ぐと、心のさざ波がすっとひいて、クラゲのように穏やかな気持ちになれました。
今年は 59個のワイングラスのツリーです。
クラゲサイエンスそばでひっそりと輝いています。
[幻想的なクラゲのグラスツリー]