タツナミガイ
砂や小石が固まった砂岩の塊にも見える、何とも不思議な容姿をしたこの動物は、れっきとした軟体動物門に属すいわゆる貝の仲間です。
さらに詳しく分類学上の位置づけを見ると、アメフラシ科の 1員となっています。すなわち、アメフラシの仲間なのです。
そーっと体の表面をやさしく触れてみると、見た目は毛羽立っている表皮が以外にもつるつるした触感なのが分かります。
しかも軽く指先で押してみると、あら不思議!、低反発の枕のような、押した直後は指の跡が少しくぼむのですが、その後ゆっくりと元の平たい状態に戻っていくさまを観察できます。
でも、ずんずんと強くつつくのは禁物です。いじめるとアメフラシのようにムラサキの汁を出すかも ・・・。
この不思議な動物には、タッチプールで出会えます。
好物のアオサやワカメを食べるところも観察できますよ。