最近、この時期限定でタッチプールにアメフラシが登場しております。
普段はタツナミガイといわれるウミウシの仲間がいる水槽ですが、シーズン到来と共に徐々にアメフラシの数が増えてまいります。別に水槽内で繁殖している訳ではありません。地先の海に生物採集に出向いたトリーターが、目についたついでに採集をしてきます。
ですから、タッチプールの生物を見てみると“季節感”を感じることができるのです。
アメフラシの名前の由来は、身の危険を感じた時に背部より排出される紫色の液体が水中に雨雲を広げたように見えるから、とか、6月の梅雨の時期頃まで姿を見ることができるから、などさまざまです。また英名ではSea hare(シー ヘア:海の兎)といわれ、頭部に突き出た角状のものが“ウサギの耳”のように見えるからこの名が付いたようです。
触ってみると・・「触ってないみたい!」これが率直な感想ですね。何だか良く分かりませんが、実際に触ってみれば・・・「触っていないような触り心地!!」の意味が分かると思います。