2016年03月17日
トリーター:角張

ふわりと漂う青い炎

タイトルを見て、今回のトリーター日誌は怪談か!?と思った方もいるかもしれませんが、クラゲのお話です(笑)

クラゲサイエンスに新しいクラゲが仲間入りしています。
その名はCyanea lamarckii(シアネア ラマルキー)。ユウレイクラゲの仲間です。
英名はBluefire jellyfish、簡単に訳すと「青い炎のクラゲ」です。
スコットランド沿岸、北海、アイルランド海などでみられ、名前のとおりきれいな青色をしていて神秘的な雰囲気もあります。

実はこのクラゲ、“えのすい”初展示なんです!!
新しくポリプを入手した時、“えのすい”まで運ばれたことが刺激になって遊離したエフィラを育てました。エフィラの頃はまだ青くなく、成長につれてだんだんと色付いてきます。

初めて飼育する種類ということで、うまく育ってくれるかな? どんな姿になるのかな? とそわそわしながらの飼育で、しまいにはクラゲ担当内で「ラマちゃん」とあだ名をつけてしまうほどアイドル的な存在になりつつあります(笑)

今は、無事に 500円玉くらいの大きさまで成長して展示にデビューでき、ひとまずホッとしています。
この大きさもかわいらしいのですが、傘の直径は 20cmほどまで成長するそうなので、どんどん大きくなった迫力ある姿も見てみたいですね!引き続き頑張って飼育していきます!
みなさんもこれからのラマちゃんたちの成長をお楽しみに!!(笑)

ちなみに、現在クラゲサイエンスでは、青色のCyanea lamarckii、白色のユウレイクラゲ、オレンジ色のキタユウレイクラゲ、 3種類のユウレイクラゲの仲間をご覧いただけます。
それぞれ見比べるのも楽しいので、ぜひ会いに来てくださいね!

クラゲサイエンス

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