2016年04月17日
トリーター:角張

期間限定・・・!

「期間限定」
この言葉がついたお菓子や飲み物についつい手が伸びてしまう私です(笑)
イベントや展覧会などでも、期間限定のものは特別感が増して「ぜひ行かなきゃ!」といった気持ちになりますね。

実は、“えのすい”では現在、そんな期間限定のバックヤードツアーを開催しているんです!
しかも、今回は普段なかなかご覧いただけない水族館の裏側が見学できるだけでなく、4月 19日の「飼育の日( 4=し、 19=いく)」にちなんで魚たちが餌を食べるようすもご紹介します。
このバックヤードツアーでは、水族館で暮らしている魚たちにどんな餌をどんな風に与えているのか、健康管理をするためにどんな工夫をしているのかというポイントに絞ってお話しています。
今週末から始まり、残りの開催日は 4月 19日(火)、 23日(土)、 24日(日)です。
各日先着 20名さま限定となっておりますので、参加したい方はこの機会を逃さないようにしてくださいね!

私たちが、しっかりとバランスよくご飯を食べないと良い体調を維持できないのと同じように、生き物たちにとっても「食べる」ということは生きていくうえでとても重要です。
人間にいろんな口の大きさの人がいるように、魚にも種類によっていろんな大きさ、さらには色んな形の口・歯があります。
たくさんの種類の魚たちがしっかりと餌を食べられるように、私たちはさまざまな大きさ、形に餌(主にマグロやイカなど)を切って給餌しています。

“えのすい”の中でたくさんの種類の魚がいる水槽といえば、「相模湾大水槽」ですね。
この水槽にはどんな風に餌を与えているのかというと・・・
朝、さまざまな大きさ・形に切った餌を大水槽の上からまいていきます!
水槽の底へ沈んでいく間に魚たちはどんどん食べていってくれるのですが、大水槽にはウツボやサメ・エイなど底の方にいるのが好きな魚たちもいます。
そういった魚たちには日中、私たちが餌を持って潜っていって、底の方にまいてあげています。
大水槽以外でも魚の種類によって、餌の与え方も工夫して魚たちが元気に暮らしていけるようにしています。

生き物たちの健康を守るのはトリーターとして一番基本となる仕事です。
それと同時に、その仕事をする自分自身もバランスのよい食事を心がけて、健康管理をしっかりとしていきたいものです(笑)


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