通称「ジャブジャブ池」今週は水族館の観覧順路にそって、おすすめを紹介したいと思います。
クサフグ
まずは「ジャブジャブ池」とスタッフが呼んでいる水槽です。
水族館に入場するとすぐ正面に波が打ち付ける水槽がありますが、その隣の水槽のことです。様々な小さな魚がいますが、その中でとりわけ小さなフグが「クサフグ」です。まだ幼魚なので 10cmに満たない大きさですが、ガラス面の一番下を群れで泳いでいますので見やすいと思いますよ。
砂利と色が似ているので、お見逃し無く!!
カラスエイ
クサフグの角を曲がると横長のガラス面が現れます。
ここは相模湾大水槽の上部になり、ホシエイやツバクロエイ、アカエイなどさまざまなエイたちを見ることができますが、たまに「カラスエイ」も一緒に見ることができます。
実は相模湾大水槽には 1匹しかいないので、なかなかレアかもしれません。
それでも時々ダイビングショー「うおゴコロ」に参加することもあります。他のエイと違って腹部も黒っぽいので見分けることができます。
繁茂する海藻たち
その先、正面には海藻が繁茂する水槽が見えます。
ここには多くの海藻が波に揺られています。最近状態が良いのか?どんどん伸びています。
その中でも正面右上にあるアラメやカジメ、ワカメなどは特に元気に伸びています。何だか最近“美味しそう”に見えるのは私だけ??
スギ
相模湾大水槽を 1階に下りてくると、水槽の正面に出ます。
まずイワシの群れの変幻自在な動きに魅了されますが、目が慣れて来ると他の魚達も見えてきます。
その中でも比較的大きな姿が気になります。
サメっぽいけどサメではなく、マグロでもハマチでもありません。
それは「スギ」というスズキ目の魚です。
幼魚の時は、白のストライプ模様が目立ちますが、成長するにつれて全身が淡い灰色一色になります。
でも緊張したり興奮するとそのストライプ模様が現れることがあります。このスギも相模湾大水槽では 1匹しかいませんので、ぜひ見ていただきたい魚です。
ナンヨウハギ
相模湾大水槽から見学順路に沿って、クラゲファンタジーホールを越えた次のフロアに、メガネモチノウオ(ナポレオンフィッシュ)のいる丸い水槽がありますが、最近その水槽にナンヨウハギが仲間入りしました。
みなさんお馴染みの青と黄色、黒の三色模様ですが、尾柄部から尾にかけてや、胸びれに見られる黄色い模様は黒の縁取りがされて、なんともオシャレです。
また、この夏公開の「ファインディング・○○ー」でも主人公となるので、再び人気が出るのではないでしょうか。
このように、“えのすい”には“かくれキャラ”や“かくれてないキャラ”たちが豊富にいますので、ぜひ自身の【推し魚】を見つけてみてください。