2016年05月27日
トリーター:笠川

今週のおすすめ

サビキウリクラゲサビキウリクラゲ

今週のおすすめは、クラゲ推しでいきたいと思います。
現在、当館ではポリプも含め、 50種類のクラゲを展示しています。大小さまざま、いろいろなクラゲを眺めたり、観察したりすることができます。そして、何より、現在、同時展示としては今までで最多種のクシクラゲの仲間を展示しています。クラゲサイエンスにて全 8種類です。


チョウクラゲ


フウセンクラゲ


カブトクラゲ


シンカイウリクラゲ


キタカブトクラゲ


ソコキリコクラゲムシ


アミガサウリクラゲ

どのクラゲも櫛板がライトで輝き、とても幻想的です。ぜひ、見比べながら見入ってみてください。
(ちょっとだけ裏話を。ウリクラゲの仲間はクラゲ食いで、カブトクラゲを食べます。たまにご飯で、崩れてしまったカブトクラゲを与えています。その食いつき様が、すごいです。基本丸飲みです。自分と同じサイズのものでも果敢に飲み込みます。さらに自分より大きなものでもかぶりついています。飲み込んだ後の姿はパンパンで、何ともいい難い風貌になってしまっていて、笑えます。運がよければ、そんな姿も見ることができるかもしれません。あと、たまに、口が半開きのときもあります。顔があるわけではないのですが、表情を感じます。)

最後にもう一種類。ヒトモシクラゲをご紹介します。ヒドロクラゲの仲間で、オワンクラゲにとても似た風貌をしています。
このクラゲ、ポリプからたくさんクラゲが出るものの、今までうまく育てあげられませんでした。それがようやく軌道にのり、順調に成長させられています。些細なことであったり、タイミングであったりするのですが、いろいろと苦労しました。ぜひ、ご覧ください。


ヒトモシクラゲ

クラゲサイエンス

RSS