2016年09月08日
トリーター:松崎

ペア

ショーの中で、基本的にトリーター 1人に対しイルカ 1頭でペアを組んでいます。
時折、トリーター 1人がイルカ 2頭とおこなうこともあります。
私の担当しているオキゴンドウの「セーラー」は、ハナゴンドウの「ビーナ」と 2頭でショーに出ることが多いんです。
それはなぜか?
イルカやクジラたちにも、それぞれ性格があります。
なので、イルカとクジラたちにも相性があるんです。
「ビーナ」の性格は、のんびりおっとりしています。
そこで、イルカたちにいたずらをされることが多いんです・・・
そのためか、イルカたちと一緒にジャンプをしたりするのが苦手なんです。

「セーラー」は、喧嘩が嫌いなため大きな体を使って、喧嘩している個体の間に入り喧嘩をやめさせたりもします。

そのため、「ビーナ」は「セーラー」の隣が安心するようで一緒に組むことが多いです。

最近・・・
「セーラー」は「ビーナ」以外の個体とペアを組むという練習を増やしています。
バンドウイルカの中で、相性が良さそうなのは「ピック」、「サワ」!

なぜでしょう?
幼い子のお世話をするのが好きな「セーラー」は、「私が教えてあげるよ!」という感じなのか?
「ピック」、「サワ」と組むときは穏やかな表情をしています。

私たちトリーターは、みんな仲良くしてもらいたいと思って試行錯誤!
でもそれぞれ個性があるのでなかなか難しいです。

きょうの「セーラー」は誰とペアを組んでいるでしょう!

イルカショースタジアム

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