こんにちは。
もうすぐ七五三ですね。
七五三は子どもの成長を祝う行事です。
今年は“えのすい”では、3種類の動物が 7歳、5歳、3歳になります。
まずは、7歳!
魚の「ツチホゼリ」です(写真上)。
みなさん「ツチホゼリ」と聞いてどんな魚か思い浮かびますか?
なかなか難しいですよね。
ツチホゼリは、ハタの仲間で暖かい海にいる魚です。
相模湾でも見られた記録があるので、“えのすい”では、相模湾大水槽で生活をしています。
現在、“えのすい”のツチホゼリは、全長 50~ 60cmくらいです。1mを超えるほど大きくなる場合もあるようですが、普通は 50~ 70cmくらいです。
因みに、“えのすい”に来たときは 10cmくらいでしたが、5倍以上にまで成長しました。
相模湾大水槽の中には約 2万匹の魚がいますが、ツチホゼリは 1匹しかいません。探すのが少し難しいですが、ぜひこの機会に注目して見てください。
続きまして 5歳!
フンボルトペンギンの「フク」です。
「フク」は、本当の母親ではなく、仮親の「ルビー」と「サニー」に育てられました。
フンボルトペンギンは 1度に 2個の卵を産みます。2個とも確実にふ化するわけではありませんが、ふ化した後 2羽を育てるのは親にとって大変なことです。
なので、ふ化直前に「ルビー」と「サニー」にのちの「フク」となる卵を抱いてもらい、そのまま子育てをしてもらいました。
少し小柄なペンギンですが、素早い動きが得意です。
因みにふ化したときの体重は 76.5gです。現在は、3,740gなので、約 50倍の成長です。
「フク」は翼に青・赤の目印をつけています。
最後は 3歳!
ゴマフアザラシの「オガ」です。
オガは、秋田県で保護されて、“えのすい”にやってきました。
来たときは、体重 8.2kgでしたが、今は 70.3kg。約 8倍に成長しました。
私が、アザラシプールの水温を測定しに行くと、一緒に居る「ワカ」と近くまで来て「何するの?」と顔を出します。
その後、水温計を入れると、年下の「ワカ」はちょっかいを出そうとするときがありますが、「オガ」はそんなワカを少し離れたところで見ています。
少しお兄さんになったのでしょうか?
改めて、生まれたときや、“えのすい”に来たときと比較して見ると、成長のようすがうかがえます。
私もあわせて成長していかなくてはいけませんね。
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