2016年11月11日
トリーター:植田

今週のおすすめ

ウナギギンポウナギギンポ

長もの何種か

ウナギギンポ
昨日から“太平洋”の南の海水槽の 2番目、只今ヒカリキンメダイが展示されている水槽の右隣の水槽で展示が始まりました。
ギンポなのにウナギかウミヘビのように細長い身体つきをしています。普段は砂泥底にじっとしていることが多いようですが、何かに興奮したりすると泳ぎ回るようです。ひらひら泳ぐようすは、水中でリボンをたなびかせたようです。

ワカメ


相模湾では冬から春先に成長し、収穫される褐藻類のワカメですが、“相模湾ゾーン”の岩礁水槽に自生しています。
この水槽内では、ワカメの葉っぱ様の葉状体が伸長する季節は限定されません。現在も1m前後に伸びたワカメを観察することができます。
ナイトワンダーアクアリウム開催時間帯は水槽内の真中に一筋スポットライトが照らされて、その明かりを受けて怪しく揺蕩う幻想的なワカメもまた風情があります。

コケウツボ

ウツボ類は、ウナギ目に属す魚類の一群です。顔つきなどから、ウナギ目魚類の中でも比較的獰猛な印象を受けますが、見た目ほどには好戦的ではないのかもしれません。
只今「感動の気持ちを伝えよう~共に生きる~」をテーマに、共生にスポットを当てた展示を開催しています。
その中に、コケウツボとクリーニングをするアカシマシラヒゲエビが一緒に暮らす様子が見ていただける水槽があります。
アカシマシラヒゲエビは、オトヒメエビなどと同様に魚たちの体表に取りつく寄生虫を取り上げて捕食するクリーナーとして知られています。獰猛そうなウツボの周りで、何も臆することなく動き回るエビたちを見ると、共生を実感していただけます。

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