2016年12月09日
トリーター:岩崎

シイラ再び

シイラシイラ

相模湾大水槽にシイラが戻ってきました。
前回はバックヤードから大水槽まで移動させる際に傷を負ってしまい、わずか数日間の展示となってしまいました。
シイラは英名“ドルフィンフィッシュ”と呼ばれ、大型で非常にパワーのある肉食魚で、水面を勢いよくジャンプするようなこともあります。
今回は万全を期して慎重に運びましたので、今のところ大きな傷も無く順調です。
今月初めに移動させたのですが、張り出した大きな頭と艶やかなグリーンの体を靡かせ、今では大水槽の主のように威風堂々と泳いでいます。


マイワシ

そして、本日マイワシを追加搬入しました。
“相模湾大水槽の主役は譲らず”といったところで、こちらマイワシは数で勝負です。
マイワシは群れを作ることにより、大型の魚から狙いを定められにくくして、身を守っていると考えられています。
また、群れが起こす水流に乗ることでエネルギーの節約となり、群れることでパートナーを見つけやすくなることから、繁殖にも有利であると考えられています。
決まったリーダーはおらず、周りの動きに合わせてダイナミックに形を変えていくことがマイワシの群れの特徴です。

相模湾大水槽の主役を争うシイラとマイワシの攻防からは、しばらく目が離せません。

夜の水族館、「ナイトワンダーアクアリウム 2016 ~月光に輝く水族館~」Part 3は 12月 25日まで。
いよいよ大詰めです。
[ナイトワンダーアクアリウム 2016 ~月光に漂う水族館~]

昼の水族館、大水槽のダイビングショーは、クリスマスの音楽と泡の演出でみなさんをお出迎えをしています。
こちらも 12月 25日まで。
期間限定です。
[相模湾大水槽クリスマスショー]


海辺のデッキでは、冷たい空気に夕焼けが映え、富士山のシルエットがきれいに見える日が多くなってきました。
自然と一体になった、溜息が出るような瞬間を味わうことがでるのもこの季節ならではです。
昼も夜も黄昏時も、命輝く水族館をお楽しみください。

相模湾ゾーン

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