2016年12月11日
トリーター:角張

ひかるくらげ

カブトクラゲカブトクラゲ

みなさんこんにちは!
クリスマスまであと 2週間となりました。
江の島シーキャンドル(展望灯台)も夜にはイルミネーションが点灯し、帰り道についつい眺めてしまいます。

さて、“えのすい”も館内各所がクリスマス仕様になっていたり、イベントも開催していますが、きょうはイルミネーションに負けないくらい素敵に光るクラゲたちをご紹介しましょう!

クシクラゲの仲間
クラゲサイエンスにて、「カブトクラゲ」「ウリクラゲ」「カンパナウリクラゲ」「シンカイウリクラゲ」の4種類を展示しています。


ウリクラゲ


カンパナウリクラゲ


シンカイウリクラゲ

この仲間は、体の表面にある、櫛板(くしいた)と呼ばれる細かな繊毛を動かして泳いでします。
櫛板が波打つように動き、そこに光が当たると反射してきらきらと光ります。
自ら発光しているわけではないんですが、虹色に光るようすはとってもきれいです!!
水槽に近づいてじっくりと観察するのがおすすめです。

オワンクラゲ
こちらは今上陛下のご研究にて展示しています。
2008年のノーベル化学賞で一躍有名になったオワンクラゲは、体内に緑色に発光する蛍光タンパク質を持っています。
紫外線に反応して発光するので、普段の展示方法だと多くのクラゲと同じように透明なのですが・・・

現在、ブラックライトを設置して緑色の発光をみなさんにもご覧いただけるようになっています!!


オワンクラゲ

光るのはクラゲの傘の縁なので、ぼんやりとした緑の光の輪がきれいですよ。
こちらも水槽に近づいて観察してください。

クシクラゲの仲間に比べて、オワンクラゲの方が目立たないのか、発光展示をしていることに気付かれにくいようなので、この日誌を読んだ方は、ぜひとも!オワンクラゲにも注目してください!! 笑

クラゲサイエンス

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