2010年から始めた「えのすいクラゲの日」もきょうで 80回目となりました。もう来年には 99回、100回が見えてきました。
「9」とクラゲを結びつけるのが好きな“えのすい”ですから、たぶん 100回記念よりも 99回記念の方が盛り上がることでしょう。(少なくとも私はそのつもりです)
ところで、きょうの話は先月実施した「第 79回えのすいクラゲの日」になります。
過去の実施報告は、えのすいecoトピックスのページ( えのすいeco トピックス )にありますが、実はこの採集記録以外にもう 1種クラゲが採れていたことが分かりました。
といいますのも、プログラムが終わり、みなさんが採集したクラゲをもう一度一つ一つよく観察していたら、オオタマウミヒドラの中にちょっと変わったクラゲがいて、育てているうちに全然違うクラゲになったのです。
同じように見えますか? オオタマウミヒドラより大きいのでウラシマクラゲだと思いますか? でも、このクラゲ、触手が 8本ありますよ。いったい誰なのか、悩みながら見つめています。
きょうまで 80回調査を続けてきましたが、まだまだ新しい発見があるえのすいクラゲの日です。冬は寒く厳しい採集になりますが、春になれば気候も穏やかになり、観察できる種類も増えてきます。ご参加お待ちしております。