1月 24日から 3日間、“えのすい”では年に一度の館内整備のため、休館となりました。
そのようすは、24日と26日のトリーター日誌でドキュメントされています。
休館が明けた27日には、この日から新たに展示が始まったお魚、クラゲについての紹介もありました。
そして、さらに追加の情報をお知らせします。
クラゲ水槽ではない、魚たちの展示水槽にクラゲ出現!
それは南の海の砂地の海底、明るい光を受けて、盛んに拍動するカシオペアです。
カシオペア(Cassiopea)とは、サカサクラゲの仲間が属す「サカサクラゲ属」の学名です。
その昔、このクラゲに初めて学名を付けた名付け親の学者(ヘッケル)が、このクラゲを見たイメージから北極星の周りを回るカシオペア座を連想したのでしょうか?
造礁性のサンゴ類と同様に、このクラゲの体内には光合成を行ってクラゲ本体に栄養分を提供する褐虫藻(かっちゅうそう)が共生しています。
したがって水槽底の砂質面に傘を向けて、つまりさかさまの態勢で、底面で拍動していることが多いクラゲです。
熱帯性の魚類が展示されている水槽で、見ていただけます。
関連日誌
[2017/ 01/ 24 休館日一日目]
[2017/ 01/ 26 休館日三日目]
[2017/ 01/ 27 お待たせしました]