1月 24日～ 26日の休館日期間中、館内ではいたるところで展示替えや工事がおこなわれました。

そんな中、24日は“えのすい”スタッフの健康診断の日でもありました。
聴力検査、視力検査、血液検査、尿検査、心電図、胸のレントゲン、肺活量測定・・・などなど検査項目は盛りだくさん！
私が一番緊張したのは採血。針をさす方はなれているのですが、さされる方はなれておらず・・・。
みんなが一番楽しんでいた検査は肺活量測定。検査技師の方の「吸って吸って吸ってー　吐いて吐いて吐いてー」というかけ声のもと、トリーターたちみんなが精一杯やっていました（笑）
ちなみに、海獣類チームの最高記録保持者は、森田トリーターです。

話はそれてしまいましたが、今回おこなった検査の中でも特に、血液検査、尿検査はイルカやアシカでもルーチンでおこなっています。
検査方法やチェック項目は、人間の項目とほとんど同じですが、体調が悪い時や妊娠しているなどの特別なときには検査項目を増やすこともあります。

この前はカマイルカの「クロス」の胸のレントゲン撮影もおこないました。
人間では胸のレントゲン撮影は立ったままおこなうことが多いですが、イルカのレントゲン撮影は、あらかじめフィルムをイルカの下に入れておき、上からレントゲンを当てて撮影します。
今回、「クロス」がとっても落ち着いていてくれたので、ぶれもなく、バシっといいレントゲン写真を撮ることができました。

今回私たちが受けた健康診断のように、イルカでもたくさんの検査をおこなえるようにして、病気の早期発見に努めたいと思います。