ウリクラゲ今週のおすすめは、クラゲサイエンスで展示しているクシクラゲの仲間 3種にします。
ぜひ、ご覧ください。福井県よりとても立派なサイズがやってきました。
サビキウリクラゲ
フウセンクラゲ
クラゲには、刺胞動物のクラゲの仲間と有櫛動物のクラゲの仲間がいます。
刺胞動物のクラゲの仲間は、毒を持っていますが、有櫛動物のクラゲの仲間は毒を持ちません。今回紹介するクシクラゲの仲間3種は、有櫛動物のクラゲの仲間です。その中でも、触手を持つものと持たないもので分かれます。
フウセンクラゲの仲間は、2本の長い触手を伸ばしたり、引っ込めたりと、その動きはとても滑らかで美しいです。
3種に共通するものが、クシクラゲの仲間の特徴でもある櫛板です。光に反射して虹色に光る様は、とても幻想的で、いくら見ていても飽きません。
現在、この 3種の他にも、カブトクラゲとシンカイウリクラゲも展示しています。ウリクラゲの仲間は、同じクシクラゲの仲間のカブトクラゲを食べます。むしろ他を食べません。そのため、カブトクラゲの数に余裕がないときは、断食状態です。
福井から新しくやってくる前のものも一緒に水槽に入っているのですが、サイズが明らかに違います。クラゲは骨が無いので、痩せていくと、どんどん縮んでいってしまいます。
どうにか、細々と、長くお見せできるよう、頑張ります。立派なサイズは、今だけかもしれませんので、ぜひ、お見逃しなく。